美術史

授業テーマ	韓国美術史を通じて韓国文化を知る
授業のねらい・到達目標	東アジアの韓国と日本は中国と共に、他のアジアの国とは異なる一大文化圏を形成している。この三国の文化は互いの共通する普遍性と共に互いを区分付ける独自的特殊を持っている。隣国である韓国美術史をを通じて歴史・美術を理解できればよいと思う。その点に目的を置いて講義を進めていきたい。
授業の方法	講義を中心にしながらできるだけ多くのスライドを通じて理解を深めることを考える。そして、授業内に２・３回程度のレポ－ト作成があります。（この時のレポ－トは後学期の採点と非常に密接な関係あり）
履修条件	韓国文化や韓国美術に本当に興味のあって、勉強したい気持ちの強い受講生。受講者数が多い場合は抽選をします。

授業計画
1	ガイダンス
2	韓国美術の意義
3	東アジアでの韓国美術－中国美術受容と日本美術文化との関係－
4	三国時代の美術交渉、画家たち
5	朝鮮王朝時代の対日絵画交流
6	朝鮮王朝時代の「三園三齋」
7	肖像画・人物画
8	韓国美術史の場面　１．安堅「夢遊桃源図」等
9	２．鄭善「金剛山図」等
10	３．高句麗の美術
11	４．真景山水画家
12	５．金弘道「風俗画帖」
13	学習内容の整理
14	文献調査方法
15	まとめ－全体的に韓国の美について考える－

その他
教科書	プリント(授業の進行に従いプリントを配布する)
参考書	参考文献については講義の時に詳しく紹介する。
成績評価の方法及び基準	平常点(30%)、レポート(30%)、授業参画度(40%) 毎回授業時の出席は厳しく取ります。そして、中間のまとめとして授業内レポ－トと学期末に提出するレポ－トで評価します。
オフィスアワー	kwack.j.w@jcom.home.ne.jp
備考	毎回授業の時に受講生が多くても厳しく出席を取ります。そして部活や試合などによって欠席する場合でも一切欠席理由書は受け取らない。