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英語学演習2

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科目名 英語学演習2
旧カリキュラム名 英語学演習2
教員名 保坂 道雄
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 英語を歴史的に探る(通時的英語研究)
授業のねらい・到達目標 本講座では、現代英語の語法や文法の謎を追って、英語を歴史的にさかのぼって考えてみたい。具体的には、指定のテキストに沿い、各文法項目毎に歴史的変遷を考察する。また、英語文化のルーツとも言える欽定訳聖書を中心に実際の初期近代英語にも触れながら、英語の言語変化を探っていく。この講座を通して、英語の通時的研究の面白さを知ってもらいたい。現代英語の文法の謎を解く通時的鍵を見つけることを目標とする。
授業の方法 授業の方法は、演習形式を基本とし、毎回一人数行ずつ文の意味と構造を分析してもらい、現代英語との違いを発表して頂く。また、受講者全員を数グループに分け、それぞれ担当の章を決めて、授業内で発表を行って頂き、その後発表内容について議論を行う。また、毎回授業の初めに、その日扱う内容について、予習チェックの小テストも行う。なお、授業中の私語・携帯電話使用等の迷惑行為は減点の対象とする。
履修条件 特になし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 自宅でテキストの十分な予習(単語や文法の確認)を行った上で出席すること。
授業計画
1 初期近代英語と欽定訳聖書の特徴
2 不定詞について
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3 動名詞について
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4 分詞について
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5 文(節)内の主要構成素の語順について
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6 名詞句内の語順について
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7 外置構文について
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8 Tough移動について
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9 与格の移動について
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10 話題化移動について
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11 名詞・代名詞の省略について
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12 動詞の省略について
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13 授業内試験と解説
14 教室外学習
15 試験の総括と授業のまとめ
その他
教科書 中尾俊夫・児馬修 『歴史的にさぐる現代の英文法』 大修館書店 1990年
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、授業内テスト(60%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 金曜日の昼休み、保坂研究室

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