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英語学基礎演習2

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科目名 英語学基礎演習2
旧カリキュラム名 英語学基礎演習2
教員名 佐藤 健児
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 英語の現在形・過去形の謎を解く
授業のねらい・到達目標 英語の現在形には現在の事柄を表わす用法に加え、(1)や(2)のように、過去や未来の事柄を表わす用法が存在します。
(1)I was just falling in bed when my wife rushes in shouting that the house next door is on fire.
(2)Professor Black retires next year.
また、英語の過去形も単に過去の事柄を表わすだけではなく、(3)や(4)のように、現在や未来の事柄を表わすことが可能です。
(3)I hoped you would give us some advice.
(4)If we caught the 10 o'clock train, we would get there by lunch time.
現在形が過去や未来の事柄を表わしたり、過去形が現在や未来の事柄を表わせるのはなぜでしょうか。また、(4)のような「仮定法」にはなぜ過去形が用いられているのでしょうか。
この授業では、G.N.Leech の "Meaning and the English Verb" の精読を通して、英語の現在形・過去形について学びます。専門的な英文を読みこなす力を養成するとともに、英語の現在形・過去形の各用法に通底する本質的意味を理解し、説明できるようになること、それを本演習のねらいとします。
授業の方法 輪読形式で教科書を読み進めていきます。指名された学生にはテキストの音読と和訳(説明)をしてもらい、その後、教員が内容の確認、解説をしていきます。
履修条件 なし。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 前期の続きから読み進めていきます。予習をする際には、辞書や教科書(参考書)に挙げた文献を参照しながら、できるだけ丁寧に(語彙や文法の知識に基づいて)英文を「精読」するよう心がけてください。なお、必ず予習をしてから授業に臨むこと。
授業計画
1 前期の復習
2 単純過去形概説
3 単純過去形(その1)
4 単純過去形(その2)
5 単純過去形(その3)
6 単純過去形(その4)
7 単純過去形(その5)
8 単純過去形(その6)
9 単純過去形(その7)
10 単純過去形(その8)
11 単純過去形(その9)
12 前期・後期のまとめ
13 授業内テストと解説(その1)
14 授業内テストと解説(その2)
15 補足と総括
その他
教科書 Geoffrey Leech 著 澤田治美 注釈, Meaning and the English Verb, ひつじ書房, 2011, 3rd edition
江川泰一郎著 『英文法解説』 金子書房 1991年 第三版
参考書 久野暲・高見健一著 『謎解きの英文法-時の表現』 くろしお出版 2013年
成績評価の方法及び基準 平常点(15%)、授業内テスト(60%)、授業参画度(25%)
私語、遅刻、欠席にはくれぐれも注意すること。
なお、授業の進度状況によっては、成績評価の方法及び基準を変更することがある。
オフィスアワー 本授業終了後、教室にて。

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