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ドイツ語12

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科目名 ドイツ語12
教員名 宮澤 義臣
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ ドイツ語文章の正確な分析と理解
授業のねらい・到達目標 多種多様なドイツ語文を経験し,オールマイティーなドイツ語理解力が身につきます。
長文を見ても慌てずに冷静に分析して,正しく理解することができるようになります。
辞書の記述を正しく利用してニュアンスに合致した独作文に専念できるようになります。
課題文を読み,質問にドイツ語で答えることでドイツ語圏の文化や考え方を知ることが出来ます。
授業の方法 配布するテキスト集より毎回読んでおくべきドイツ語文章を指示しますので家で読んでいただきます。(書籍やインターネットから抜いてきた1パラグラフ程度の文章です。)
同時に配布される内容に関しての質問の答えを考えておいていただきます。
授業において以下のことをいたします。
1.まずテキストを皆で分析します。(Valenzによる分析図を書いてみます。)
2.質問に対して答えたいただいたドイツ語の文を添削をしつつ語学に磨きをかけます。
3.テキスト理解のまとめとしてテキストを要約した和文を完成させます。
ドイツ文の内容は毎年違います。Up to dateなものを中心に教員がセレクトして教科書(テキスト集)として最初にお渡しします。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 独和辞典を必ず持ってきてください。
文法変化に自信のない人は1年次で使用した文法の教科書や,自分が愛用している参考書を持参してかまいません。
毎回予習をしてきていただきます。授業時はこの予習したことを元に解答を吟味していく形式です。予習をしてこなければ授業参加度ゼロになりますので十分注意して下さい。
予習の際は独和辞典や文法書のみに頼らずに,テクストの内容を理解するための文献やITによる情報検索を行って下さい。こうした調査も学習のうちです。
授業計画
1 Valenz分析による文章図式化の書き方
インターネットサイトの文章で分析のを練習する。
2 インターネット新聞を読む1
比較的平易な文法知識で読める記事。
3 インターネット新聞を読む2
時称にスポットを当てて読む記事。
4 インターネット新聞を読む3
関係詞が多用されている記事。
5 インターネット新聞を読む4
接続法が使われている記事。
6 インターネット新聞を読む5
冠飾句が使われている記事。
7 インターネット新聞を読む6
辞書にはない複雑な単語が合成語として使われている記事。
8 インターネット新聞を読む7
認容文が使われている記事。
9 文芸的な文章を読む1
ミュージカルの歌詞として使われている詩を扱う予定です。
10 文芸的な文章を読む2
小説などの散文で少し複雑な構造のものを扱います。でも安心してください,必ず理解できるようになります。
11 映画の台詞を読む
映画の台詞をディクテーションしながら文章を分析,理解してみましょう。
12 日常生活のドイツ語を読む
商品の説明書や取説など日常生活で目にするドイツ語文を扱います。あなたは取説通りに道具が使えるようになるでしょうか?
13 授業内試験と解説
試験の詳細は12回の授業で紹介します。
14 文献資料を使った教室外学習
いままで培ってきたドイツ語分析力を試すため,図書館やITを用いて文献資料を読み解く学習をします。
15 教室外学習の成果を確かめる
14回目で各自学習した内容をここで検証します。文献情報やドイツ語特有の記号を正しく理解しているかを確認します。
また3年生に進級するに当たり,身につけておくべきドイツ語能力について再確認します。
その他
教科書 市販の教科書は使用しません。教員がドイツ語圏の文章から選び,編集した手作りのテキスト集を配布します。
参考書 ご自身が頼りにしているドイツ語文法の参考書を是非お持ち下さい。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%)
授業内テスト(13回目)は必ず受けてください。 
授業参画度とは,毎回の宿題を期限までにやってきたか,また授業最後に課される和文要約の到達度による評価です。この授業は予習が大切なので,予習の有無が成績の半分という大きなウェイトを占めます。(宿題は10回課します。1回5点換算になります。)
宿題は毎回授業冒頭でチェックいたしますので御注意を。
オフィスアワー 火曜日昼休みの時間,14:30-15:30に本館講師控え室を訪ねてください。
上記以外に電子メールでも受け付けます。(miyazawa★lit.tamagawa.ac.jp ★をアットマークに変換して送信して下さい。)

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