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教育学

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科目名 教育学
教員名 角 能
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 教育を事例に、データを集める方法をまずは紹介し、その後集めたデータを解釈する理論として「ジェンダー」「社会階層」に関する理論を紹介する。
そして「ジェンダー」や「社会階層」の教育への影響を変える方法として「政策」に関する理論を紹介する。
以上より「社会の中での教育の位置づけ」を「データ収集」「収集したデータの解釈方法」の紹介を通して、考える講義である。
授業のねらい・到達目標 教育現場、教育学固有の用語ではない言葉で教育現象を説明することを学ぶ。
そのことによって自分とは異なる領域の者に、自分の携わる領域の現象を説明する力をつけることが狙いである。
つまり「教育という対象を教育学とは異なった枠組みで説明する」ということを学ぶことを通して、自分とは異なる分野を専攻する者へ自分の専門分野を説明できるような能力を身につけることが究極の目標である。
知識の丸暗記が目標ではなく、考え方を身につけることが目標である。
授業の方法 講義が中心であるが、適宜講義の感想を書いていただき教員が感想に回答する形式をとる。
履修条件 受講希望者数が200名を超えた場合は,抽選を行う。
授業計画
1 イントロダクション(講義の計画・方針の説明)
2 教育現象を説明する作法-「具体的な物の見方」と「抽象的な物の見方」
3 教育に関するデータを集める方法(1)-国際比較・事例間比較-
4 教育に関するデータを集める方法(2)-過去との比較・事例内比較-
5 教育に関するデータを解釈する理論(1)-ジェンダー-
6 教育に関するデータを解釈する理論(2)-社会階層-
7 ジェンダー・社会階層から見た日本の教育の現状
8 教育に関するデータを解釈する理論(3)-政策-
9 政策によって「ジェンダー・社会階層」と「教育現象」のつながりはどのように変わりうるか(1)
10 政策によって「ジェンダー・社会階層」と「教育現象」のつながりはどのように変わりうるか(2)
11 国際比較から見た日本の教育政策
12 日本の教育政策の変化の方向性
13 講義のまとめ
14 筆記試験
15 筆記試験の解説とまとめ・本講義で学んだことの活用方法
その他
教科書 特に教科書は指定しない。参考文献は講義中に適宜紹介。
成績評価の方法及び基準 試験(100%)
オフィスアワー 各回の講義終了後。

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