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道徳教育の理論と方法

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科目名 道徳教育の理論と方法
旧カリキュラム名 道徳教育の研究
教員名 長谷川 千恵美
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 半期 履修区分 選択
授業テーマ 道徳教育の基礎・基本を学ぶ
授業のねらい・到達目標 ねらい:小・中学校の道徳教育は、道徳の時間を要として学校の教育活動全体を通じて行われている。そして平成25年12月には、道徳教育の充実に関する懇談会が、道徳の時間を「特別の教科」(仮称)とする等の報告をとりまとめるなど、道徳教育は今転換期を迎えている。教師(指導者)には、道徳教育の実践力が一層求められるであろう。
 本授業では、①道徳とは何か、その本質について多角的に考察するとともに、②中学校学習指導要領道徳の読解を通して、道徳教育の基本的な在り方とその特質を理解し、実践に関する基本的知識・スキルを習得する。
授業の方法 テキストに従い、講義を中心にグループワーク、演習などを取り入れながら進める。
但し、受講者が多数の場合、グループワークや演習の内容・方法等を変更・調整することもある。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 日頃から文科省や関連機関のHP等で道徳教育の動向を知るだけでなく、社会事象全般について知見を広めてほしい。
事前にテキスト等に目をとおして、授業内容を把握してのぞむこと。
授業計画
1 1 ガイダンス(授業のねらいと計画の概要・アンケート等)
2 2-(1) 道徳って何だろう? ー 道徳に対するイメージを具体化する
3 2-(2) 道徳って何だろう? ー 道徳の語意と由来・諸相
4 3 人間の特質と道徳教育の必要性を考える
5 4-(1) わが国の道徳教育の歴史 ー 第二次世界大戦前の道徳教育(近世・明治・大正・昭和戦前期)
6 4-(2) わが国の道徳教育の歴史 ー 第二次世界大戦後から現在まで(学習指導要領の変遷)*教科化について
7 5-(1) 道徳教育の実践 ー 道徳教育の意義・目標
8 5-(2) 道徳教育の実践 ー 道徳教育の内容・指導計画
9 5-(3) 道徳教育の実践 ー 道徳の時間の指導(学習指導案) ①読み物資料・心のノートを使用した基本授業
10 ② 話し合いを生かした授業
11 ③ ロールプレイ・アサーション・その他
12 5-(4) 道徳教育の実践 ー 教育活動全体を通じて行う道徳教育・高等学校の道徳教育
13 5-(5) 道徳教育の実践 ー 家庭や地域社会との連携・道徳教育の評価  *学習の振り返りとまとめ
14 6.(授業内試験)
15 7. まとめ
その他
教科書 笹井和夫・長谷川千恵美共著 『道徳・倫理を考える』 アイ・ケイコーポレーション 2014年
参考書 文部科学省 『中学校学習指導要領解説 道徳編』 日本文教出版 2008年
参考書は、授業にて随時紹介する。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、平常点(20%)、レポート(30%)
評価の方法・基準の詳細については、開講時に具体的に説明する。
オフィスアワー 火曜日 本館2階講師室(詳細は開講時に説明)
備考 前期・後期同様の内容で実施

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