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女性福祉論

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科目名 女性福祉論
教員名 太田 由加里
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会福祉学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 女性福祉とは何か-社会や社会福祉におけるその必要性-
授業のねらい・到達目標 【授業のねらい】社会や社会福祉のなかでの女性の存在や位置づけを把握し、女性を取り巻く現状を学び、未来に向けての方向性を探る。
これまで社会福祉の対象となった女性がたどって来た多様な歩みを振り返り、女性性を中心に多角的に女性を考察し、女性が抱える問題を社会構造のなかで浮き彫りにしていく。それは同時に男性の現在を考えることでもある。
【到達目標】社会福祉を学ぶ受講者が、社会や社会福祉の中で置かれている女性の立場を認識し、女性という性への先入観や社会的排除の状況を取り払い、これからのグローバルな社会で専門職として人の尊厳とは何かを省察する力をつける。
授業の方法 基本的には講義形式で進める。受講者数が少ない場合は演習形式をとり、グループディスカッションやグループワークを取り入れながら進める。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 日常的に社会や社会福祉の動向を新聞やニュースなどで把握していただきたい。
授業計画
1 オリエンテーションー女性福祉とは何か、取り上げるテーマについて
2 婦人保護事業とは何か(婦人相談所・婦人保護施設・民間シェルターなど)
3 女性の貧困と福祉
4 DV・自然災害と女性
5 社会福祉を支える女性たち-ケア労働と女性
6 リプロダクティブヘルス・ライツ
7 障害児・者の置かれている現状-女性の視点から考える-
8 高齢女性の生活と社会保障
9 男女共同参画と女性
10 社会福祉を支えてきた女性たち
11 ひとり親家庭(母子家庭・父子家庭)を取り巻く現状
12 女性とソーシャルワーカー
13 日本における外国籍女性と子どもの福祉
14 女性と高齢者の介護問題
15 アジア諸国における女性福祉
その他
教科書 なし
参考書 林千代編 『女性福祉とは何か その必要性と提言 (ミネルヴァ福祉ライブラリー)』 ミネルヴァ書房 2004年 第1版
みやぎの女性支援を記録する会 『女たちが動く 東日本大震災と男女共同参画視点の支援』 生活思想社 2013年 第2版
杉本貴代栄 『女性が福祉社会で生きるということ』 勁草書房 2008年 第1版
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、レポート(40%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 授業内でE-mailアドレスを伝えるので、そちらに連絡してください。

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