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物性物理化学特論Ⅱ

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科目名 物性物理化学特論Ⅱ
教員名 周 彪
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 相関理化学専攻
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 金属錯体の電子・磁気物性
授業のねらい・到達目標 物性的に面白い物質の構造とその電子状態を知る。分子性物質の物性の理解。
授業の方法 指導は、主として講義から成る。
授業計画
1 分子性金属、超伝導体の歴史
2 自由電子の振る舞い、金属の状態密度(1次元、2次元、3次元)
3 一次元金属の金属―絶縁体転移、金属のフェルミ面(1次元、2次元、3次元)
4 金属のフェルミ面(1次元、2次元、3次元)
5 結晶ポテンシャル中の自由電子
6 原子に強く束縛された近似
7 種々の物性量の特徴(電気伝導度、磁化率、等)
8 低次元電子系の特異性、電子的不安定性、パイエルス転移
9 伝導度測定とその解析、超伝導現象
10 局在スピンの振舞い
11 常磁性磁化率、反磁性磁化率
12 磁気相転移
13 伝導性金属錯体
14 演習と総括
15 レポート作成
その他
教科書 特になし
参考書 鹿児島誠一 『低次元導体』 裳華房 2000年
固体物理 (1)電気伝導体・半導体、(2)格子振動・誘電体、(3)磁性・超伝導体 作道恒太郎著 裳華房
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
上記基準を総合的に判断する。
オフィスアワー 随時、ただしアポイントメントを取ること。

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