生涯学習論

授業テーマ	生涯学習と多文化・多民族共生社会に向かって
授業のねらい・到達目標	この講義では、生涯学習の理念・意義を踏まえ、社会教育施設のあり方、役割をとらえた後に、国内における様々な様態、特に多文化・多民族の状況下において自己実現に向かう人々の動向に目を向け、学習権がなぜ人々にとってかけがえのない権利であるのかを理解する。そして、その実現のために自己に託された課題とは何かを追求する。
授業の方法	講義を中心に進める。
履修条件	なし

授業計画
1	オリエンテーション
2	生涯学習とは何か①
3	生涯学習とは何か②
4	社会教育の歴史
5	生涯学習と学校教育
6	生涯学習と施設・機関(1)（図書館）
7	生涯学習と施設・機関(2)（博物館）
8	生涯学習と施設・機関(3)（公民館）
9	生涯各期の教育課題
10	生と死を考える教育
11	生涯学習をめぐる諸課題①-多文化・多民族共生社会への取り組み（マイノリティとの共生①）
12	生涯学習をめぐる諸課題②-多文化・多民族共生社会への取り組み（マイノリティとの共生②）
13	生涯学習をめぐる諸課題③-多文化・多民族共生社会への取り組み（識字問題への取り組み）
14	生涯学習をめぐる諸課題④-多文化・多民族共生社会への取り組み（先住民族の課題）
15	まとめ

その他
教科書	佐藤晴雄著『生涯学習概論』学陽書房 2007年
参考書	田中　宏『在日外国人（岩波新書）』岩波書店 2013年第3版渡戸一郎、井沢泰樹『多民族化社会・日本』明石書店 2010年第1版全国夜間中学校研究会第51回大会実行委員会　編『夜間中学生－133人からのメッセージ』東方出版 2005年
成績評価の方法及び基準	試験(60%)、平常点(10%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(10%) 出席日数が基準に満たない場合には、単位を授与しない。
オフィスアワー	本館2階講師室（講義後の30分）