教育学特論1

授業テーマ	教育とくに学校教育は公共性が強いので、政府は教育に様々に関わっている。企業や個人ではなく政府が行うのは行政だから、学校教育について論じるためには、教育行政の知識が必要である。
授業のねらい・到達目標	本授業では、現在進行中の教育改革をとりあげ、教育行政・教育政策の観点から検討することを通じて、日本の教育行政のしくみと基本的な考え方を学ぶ。
授業の方法	各回の授業は、現在進行中の教育改革について教育行政の観点から教員が説明し、各学生がそれに関して意見を述べ、問題の所在を明らかにする。また、教育行政、教育政策に関する論文（原則として日本語の学術論文）を検討する。検討事項は、論文の実証性、論理性のほか先行研究吟味の適切性、課題設定の明確さと妥当性、知見の独創性などについて。論文のテーマに関する知識・考え方を学ぶとともに、学術論文の書き方を修得することを目的とする。

その他
教科書	高橋寛人『危機に立つ教育委員会』クロスカルチャー出版 2013年
参考書	授業で紹介する。
成績評価の方法及び基準	レポート(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー	専任教員でないので、授業終了後。