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哲学基礎講読2

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科目名 哲学基礎講読2
教員名 宮原 琢磨
単位数    1 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 『論理学、別名思考の技法』を読む
授業のねらい・到達目標 アルノー、パスカル、ニコルによってつくられた本テクストを講読することによって、近代ヨーロッパの典型的な思考法について考える。
授業の方法 講読、質疑応答、発表などを積み重ねて理解を深める。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント テクストの予習が必要
授業計画
1 解説 テクスト『論理学、別名思考の技法』の成立とその時代背景
2 解説 思考の本質とそのはたらき
3 テクスト第一部(観念について)の講読
4 同上、観念の起源と本性について 観念の明証性について
5 同上、観念の誤謬性について 実質定義と名目定義についてなど
6 テクスト第二部(判断について)の講読
7 同上、判断とは何か ことばと命題と関係 命題の換位
8 同上、科学に用いられる二種の命題 分析と定義について
9 テクスト第三部(推理について)講読
10 同上、推理本性について その一般的規則
11 同上、詭弁とよばれるさまざまな誤謬推理について
12 同上、実生活で犯される誤謬推理の諸原因
13 テクスト第四部(方法について)講読 科学的方法論について
14 事実認識とその方法論
15 総括 近代ヨーロッパの思考法の特質とその意義
その他
教科書 『論理学、別名思考の技法』(日本大学通信教育部)
参考書 パスカル『パンセ』
アルノー『真なる観念と偽なる観念』(日本大学通信教育部)
成績評価の方法及び基準 平常点とレポート点の総合評価(100%)
オフィスアワー 授業中に指示する

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