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宗教学基礎講読1

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科目名 宗教学基礎講読1
教員名 合田 秀行
単位数    1 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ ブッダの知恵と慈悲の源流を学ぶ
授業のねらい・到達目標 インドにおいてブッダの思想を記述したパーリ語の原始経典の成立過程を学ぶとともに、仏教研究へ向けての基礎的な知識の習得を目的とする。さらに、それら原始経典を紐解きながら、ブッダの生涯と時代背景、さらにその思想と実践の体系に関する理解を深める。最後に、哲学者・梅原猛氏の現代における仏教論を検討する。
授業の方法 指定したテキストを教科書として講義形式で進める。随時、関連する映像教材も上映して理解を深める。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 前もって次回のテキストの範囲を指示するので、必ず目を通して講義に臨むこと。
授業計画
1 ガイダンス インドの古典文字で自分の名前を書く
2 序 近代インド学・仏教学の成立
3 ブッダの時代(1)インドにおける古代都市の成立
4 ブッダの時代(2)王と長者たちの役割
5 ブッダの時代(3)新しい思想家たちの生まれいで
6 ブッダの思想の体系(1)ブッダの二つの顔
7 ブッダの思想の体系(2)存在の構造の把握
8 ブッダの思想の体系(3)自我の真相の追求
9 ブッダの実践の体系(1)実践の体系としての「四諦」
10 ブッダの実践の体系(2)激情と無知の克服
11 ブッダの実践の体系(3)新しい人間関係の徳目
12 仏教の現代的意義(1)現代と仏教
13 仏教の現代的意義(2)生死の問題
14 仏教の現代的意義(3)慈悲と業
15 まとめ レポート提出
その他
教科書 増谷文雄・梅原猛 『仏教の思想1 知恵と慈悲〈ブッダ〉 (角川文庫ソフィア)』 角川書店
参考書 講義中に随時、紹介します。
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、レポート(60%)
学期末に提出してもらうレポートは、講義内容を十分に踏まえたテーマで作成することが条件。詳細は、講義中に指示します。
オフィスアワー 場所は、2号館12階の合田研究室。日時については、授業内でE-mailアドレスを伝えるので、前もって連絡を下さい。

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