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宗教学2

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科目名 宗教学2
教員名 服部 弘瑞
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 世界の宗教 ─ アジアの宗教を中心として ─
授業のねらい・到達目標 ‘religion’(宗教) という語は元来「再結」という意味で、ユダヤ教やキリスト教のことを指していたようである。そして地理上の発見以後、西欧列強がアジア・アフリカ等に進出し、そこでその宗教と類似した異文化と出会う。そして比較宗教研究が始まり、やがてそれが宗教学へと発展してゆくのである。この授業ではアジアの宗教を中心に世界の宗教の様々な知識を身につけるとともに、世界及び日本の宗教に関して主体的に考える力を養うことをめざす。
授業の方法 基本的には講義形式で授業を進めるが、時には工夫をしてユニークな形式にて授業をする可能性もある。ただし、大学における授業であるので、単に受動的に学ぶだけではなく、授業の中で見出した問題点や面白いと思えることに関しては自発的に調べたり、研究するなりして学問していって戴きたい。
 また、第13回の1/13(水) の授業の時に、授業内テストを実施する予定である。問題は「世界の宗教、日本の宗教、または宗教に関わるテーマを各自設定して論ぜよ。」というものであるので、前もって準備をして臨むように! 〔※ 但し、そのテスト中に、ノートや資料等を見ることは禁止とする。〕
履修条件 受講希望者が多数の場合には、初回の授業でとる「宗教学アンケートⅡ」に基づき、その定員数まで受講者制限(履修制限)をするので、受講希望者は必ず初回の授業には出席すること。初回の授業で定員数まで達した場合には、二回目以降に来られる受講希望者は、如何なる理由があっても受講不可となるので、御承知置き戴きたい。
 〔※ なお、受講可とならなかった学生、即ち受講不可となった学生が履修登録をしても評価対象外(無効)になるので、そういうことはしないように!〕

事前学修・事後学修,授業計画コメント 毎回の授業内容を復習し、そこで気になることや疑問に思うことは自分で出来るだけ調べて授業にのぞむこと。またどれだけ調べても解らない問題に関しては、毎回授業の最後に提出するコメントペーパーにその問題点や疑問点を書くようにすること。
授業計画
1 イントロダクション 「世界の宗教」─ アジアの宗教を中心として ─
   * 受講希望者は「宗教学アンケートⅡ」に答える。
2 古代からのインドの宗教 
   ─ ヴェーダの宗教・バラモン教 ─
3 原始仏教 ─ ブッダの生涯とその教え ─
4 原始仏教・部派仏教・大乗仏教・密教
    ─ある有名な仏教経典を資料として─
5 インド仏教について
6 チベット仏教・中国仏教 について
7 ユダヤ教・キリスト教 について
8 イスラム教について
9 ヒンズー教について
10 近現代インドの宗教について
    ─シーク教・ガンジー・マザー テレサなど─
11 中国の宗教 ─ 儒教・道教など ─
12 日本の宗教 ⑴ ─ 神道・奈良仏教・平安仏教・鎌倉仏教 ─
13 日本の宗教 ⑵ ─ 日本における近世・近現代の 宗教─
    宗教学2の〈授業内テスト〉を実施する。〔ノートや資料等持ち込み不可!〕
14 課題学習
15 総括
   ─ 日本の新宗教・その他の諸宗教・これからの宗教を考える ─
その他
教科書 特定の教科書は用いないが、必要な時はプリントの資料を用いて授業を進める。
参考書 授業中に紹介したい。
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、授業内テスト(60%)
総合的に評価したいと考えている。即ち、出席点・平常点〔コメントペーパー、課題学習の時の提出物に基づいて〕(40%)、そして第13回の1/13 (水) の授業の時に実施する宗教学2の〈授業内テスト〉、即ち「世界の宗教、日本の宗教、または宗教に関わるテーマを各自設定して論ぜよ」という課題に答える小論文(60%) によって評価する。またその小論文は各自の方法で書いて戴いて結構であるが、その評価は内容と表現と独自性などの点より総合的になされる。〔なお、本格的な宗教に関する小論文を書くことを希望する人は任意で、副論文として提出することができるものとする。〕

オフィスアワー 水曜日の5時限目に講師室にて受け付けたいと思っているが、オフィースアワーに来られたい方は授業の後にでも連絡し、アポを取っておくこと。
備考 なし

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