文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 史学科 > 東洋史概説1
日本大学ロゴ

東洋史概説1

このページを印刷する

科目名 東洋史概説1
旧カリキュラム名 東洋史概説1
教員名 高井 康行
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ アジアの歴史をいかにとらえるか
授業のねらい・到達目標 アジア史をいかにとらえるかについて、これまでに様々な考え方が提唱されいる。本講義ではそれらを紹介・議論することにより、アジア史(ひいては世界史)を個別の国・地域の単なる集合体ではなく、一体として把握することができるようになることを目標とする。
授業の方法 講義形式を中心とし、必要に応じて質疑応答・議論をおこない、授業テーマに関して各自の理解を深めていく。資料等は必要に応じて配付する。
授業計画
1 ガイダンス
2 世界史をいかに把握するか1(地域区分の曖昧さ)
3 世界史をいかに把握するか2(世界システム論1)
4 世界史をいかに把握するか3(環境と人文の相互作用としての歴史1)
5 世界史をいかに把握するか4(環境と人文の相互作用としての歴史2)
6 世界史を以下に把握するか5(歴史における構造と個別事象)
7 中央ユーラシアという視点1(オアシス農耕)
8 中央ユーラシアという視点2(オアシス交易)
9 中央ユーラシアという視点3(遊牧社会)
10 中央ユーラシアという視点4(遊牧国家)
11 海から見たアジア1(海上交易)
12 海から見たアジア2(港市国家1)
13 海から見たアジア3(港市国家2)
14 理解度の確認
15 補足と総括
その他
参考書 松田寿男 『アジアの歴史―東西交渉から見た前近代の世界像― (岩波現代文庫)』 岩波書店 2006年 第1版
杉山正明 『遊牧民から見た世界史 —民族も国境もこえて— (日経ビジネス人文庫)』 日本経済新聞社 2003年 第1版
荒川正晴 『ユーラシアの交通・交易と唐帝国 』 名古屋大学出版会 2010年 第1版
アンソニー・リード著 ; 平野秀秋、田中優子訳 『大航海時代の東南アジア:1450-1680年;1—貿易風の下で— (叢書ウニベルシタス)』 法政大学出版局 1997年 第1版
アンソニー・リード著 ; 平野秀秋、田中優子訳 『大航海時代の東南アジア:1450-1680年;2—危機と拡張— (叢書ウニベルシタス)』 法政大学出版局 2002年 第1版
その他の参考書は授業中に適宜指示する。また、受講の際には歴史地図を持参することが望ましい。
成績評価の方法及び基準 試験(40%)、レポート(20%)、授業参画度(40%)
オフィスアワー 講師室
授業終了後20分間
e-mailでも受付可(随時)

このページのトップ