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日本史特講3

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科目名 日本史特講3
旧カリキュラム名 日本史特講3
教員名 八馬 朱代
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 平安時代の神祇政策について
授業のねらい・到達目標 奈良時代に導入された律令制度は、中国の唐のシステムを模倣して作られた制度であるため、しだいに社会の実態にそぐわないことから制度が弛緩し始める。9世紀になると朝廷は社会の実態に合わせるために制度を改正して律令政治の維持に努める。神祇政策についても見直しがはかられ、新しい神祇制度が生み出されていく。本講義では朝廷や天皇・貴族の八幡神への信仰を中心に、神祇政策と社会の関係について説明していく。平安時代の国家の宗教政策について説明できることを目標とする。
授業の方法 配布した資料を使用した講義形式
事前学修・事後学修,授業計画コメント 『日本の歴史』や『日本の時代史』などの概説書を事前に読んで、平安時代の政治や社会について通史的理解を深めておくようにしてください。
授業計画
1 奈良時代の八幡信仰について(1)
2 奈良時代の八幡信仰について(2)
3 石清水八幡宮の創立について(1)
4 石清水八幡宮の創立について(2)
5 神祇制度の変質-臨時奉幣の拡大-
6 神祇制度の変質-特定神社の成立-
7 貴族の神社信仰について
8 石清水八幡宮の僧侶の活動
9 臨時祭について
10 神社行幸(1)円融天皇
11 神社行幸(2)一条天皇~後一条天皇
12 女院の石清水八幡宮・住吉社・四天王寺参詣
13 授業内試験と解説
14 史料の講読
15 補足と総括
その他
教科書 使用せず。プリントを適宜配布する。
参考書 授業中に紹介する。
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、授業内テスト(70%)
オフィスアワー 講師室で授業終了後、30分程度実施する。

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