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歴史学1

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科目名 歴史学1
旧カリキュラム名 歴史学1
教員名 髙草木 邦人
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ ドイツ史からみる「国家」
授業のねらい・到達目標 本講義は、私たちが普段当たり前のものと考えている「国家」とその成立のために行われた「統合」と「排除」について学習していきます。対立する階級、民族、そして社会の中で、人々がどのように国家を形成したのか。この疑問を考えることにより、本講義は受講生自身が持つ「国家」を改めて考える機会を提供していきます。なお、本講義では主にドイツを中心に取り上げます。
授業の方法 講義形式をとりますが、必要に応じて映像教材なども利用します。また、各回には、リアクション・ペーパーを配布・回収を行いますので、授業を受け身ではなく、能動的に受講するようにしてください。なお、受講者の人数とその理解度に応じて、下記の授業計画を若干訂正することがあります。
履修条件 特になし。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 本講義は、古代から近現代史を取り扱う、いわゆる通史ではありません。本講義を履修する際には、高等学校で使用した「世界史A」や「世界史B」の教科書を必ず熟読しておいてください。
授業計画
1 ◆ガイダンス
講義の進め方や評価の基準について学びます。
2 ◆まずはナポレオンありき
神聖ローマ帝国の解体について学びます。
3 ◆ドイツ統一への模索
1848年革命について学びます。
4 ◆戦争によるドイツ統一
ビスマルクの統一政策について学びます。
5 ◆ドイツ人の統一国家?
ドイツ第二帝政の構造について学びます。
6 ◆世界強国への道
ドイツ第二帝政の外交政策について学びます。
7 ◆民衆を巻き込んだ戦争
第一次世界大戦について学びます。
8 ◆共和主義者なき共和国
ワイマール共和国について学びます。
9 ◆強者による弱者処理
ナチスの人種主義政策について学びます。
10 ◆迫りくる敗北と占領
第二次世界大戦について学びます。
11 ◆引き裂かれたドイツ
東西ドイツの成立について学びます。
12 ◆二つの国の復興のあり方
東西ドイツの諸政策について学びます。
13 ◆ドイツ史からみる国家家
近現代におけるドイツにおける統合と排除について学びます。
14 ◆授業内テストと解説
理解度の確認を行います。
15 ◆本講義のまとめ
本講義の総括と補足を行います。
その他
教科書 坂井榮八郎 『ドイツ史10講 (岩波新書)』 岩波書店 2003年
参考書 適宜、授業で紹介します。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、平常点(30%)
平常点は、授業態度と授業の各回に配布するリアクション・ペーパー等をもとに評価します。
オフィスアワー 授業終了後に受け付けます。

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