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書法1

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科目名 書法1
教員名 横田 恭三
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 半期 履修区分 選択
授業テーマ 楷書と行書の美を求めて
授業のねらい・到達目標 中学校国語科書写・高等学校芸術科書道において、正しい技法で楷書・行書指導ができるように学習する。優れた古典を鑑賞し臨書することにより、豊かな表現力を身につける。
授業の方法 楷書・行書の優れた古典作品を教材として、楷書・行書の基本点画や用筆法、構成法などに習熟するとともに、一回り大きなサイズに揮毫して表現力を伸ばす。
履修条件 【前期】第1回の授業時に人数調整を行う。受講許可は4月15日(水)の8時50分頃、国文学科掲示板に示す。
【後期】第1回の授業時に人数調整を行う。受講許可は10月2日(金)の8時50分頃、国文学科掲示板に示す。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 各テーマごとに作品の提出を求めるので、自宅において作品制作のための反復練習を怠らないこと。
硬筆書写その他を課題に出すことがある。
授業計画
1 ガイダンス(用具の説明と人数調整)
2 書写と書道…小筆による表現(所属・氏名)と大筆による表現「王道」
3 「文理科」(楷行で書き分ける)
4 骨力を学ぶ…「造像記」を題材にして(1)
5 骨力を学ぶ…「造像記」を題材にして(2)
6 書風を考える…「高貞碑」の学習(1)
7 書風を考える…「高貞碑」の学習(2)
8 筆の抑揚・強弱・蔵鋒を学ぶ…臨書「蘭亭序」(1)
9 筆の抑揚・強弱・蔵鋒を学ぶ…臨書「蘭亭序」(2)
10 筆の開閉・潤渇・中鋒を学ぶ…臨書「祭姪文稿」(1)
11 筆の開閉・潤渇・中鋒を学ぶ…臨書「祭姪文稿」(2)
12 倣書から創作へ(1)
13 倣書から創作へ(2)
14 倣書から創作へ(3)および作品鑑賞
15 まとめ
その他
教科書 全国大学書道学会編 『『書の古典と理論』』 光村図書出版 2013年 第1版
『書の古典と理論』には中学校国語科書写に関する資料も掲載され解説されているので、教職課程(中学校国語)履修者にとって有益である。
参考書 全国大学書写書道教育学会 『明解書写教育』 萱原書房 2013年 第1版
『書道史年表事典』萱原書房:中国・日本・韓国の書道史を概観できるので推薦する。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、授業参画度(20%)、提出物(制作した作品)および課題(60%)
3分の2以上の出席をもって評価の対象とする。
公欠などで授業を欠席し、提出物が出せなかった者は翌週、提出物の有無を確認し、速やかに提出すること。
オフィスアワー 授業終了後10分間
備考 前期、後期とも同様の内容で実施

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