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基礎演習2 水曜2限後期開講科目

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科目名 基礎演習2 水曜2限後期開講科目
旧カリキュラム名 日本文学基礎演習2
教員名 小平 麻衣子
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 国文学科、コース科目
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 現代文学を読む
授業のねらい・到達目標 近現代文学を読む際の、基本的な研究方法・調査方法を学ぶ。作品と作家の体験との結び合わせ以外にも、語り分析、時代背景、メディア論の観点など、視野を広げる。扱う作品は全て短編で、社会変動の中で自己を探り、人と出会い、あるいは孤独に取り残されるなど、戦後の諸相が描かれたものである。先行研究が少ない中で、どのように自分の意見を作るかを学ぶ。
授業の方法 グループごとに担当作品を決め、先行研究の整理、作品の読解、作家についての情報、同時代状況などについて調査・分析し、発表してもらう。発表後、聞き手も含めてディスカッションを行う。発表は補足発表を行い、2~3週になる場合がある。作品は授業計画記載のものを予定しているが、受講者によって調整するので、第一回目の授業には、必ず出席すること。
履修条件 人数調整を行うため、受講希望者はガイダンス時に受講申込用紙を受け取り、必要事項を記入の上、4月6日(月)13時00分までに国文学科前のレポートボックスに提出すること。受講許可は、4月8日(水)8時50分頃、国文学科掲示板に示す。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業計画に従って、対象作品を通読したうえで授業に臨むこと。
授業計画
1 ガイダンス(グループ分け、担当作品の決定など)
2 調査・研究方法の解説(1)
3 調査・研究方法の解説(2)
4 梅崎春生「蜆」(1)
5 梅崎春生「蜆」(2)
6 林芙美子「骨」(1)
7 林芙美子「骨」(2)
8 安岡章太郎「ガラスの靴」(1)
9 安岡章太郎「ガラスの靴」(2)
10 小島信夫「馬」(1)
11 小島信夫「馬」(2)
12 藤枝静男「一家団欒」(1)
13 藤枝静男「一家団欒」(2)
14 学習内容のふりかえり
15 まとめ
その他
教科書 新潮社 『アメリカン・スクール (新潮文庫)』 1967年
テキストは、入手しやすいものは各自で購入し、入手しにくいものはプリントで配布する。第一回目の授業時に詳しく説明する。
参考書 授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(60%)、レポート(30%)、授業参画度(10%)
レポートは授業時間内に提出する。平常点は担当作品についての発表、コメント・シートの提出、ディスカッション時の参加度などを含む。
オフィスアワー 火曜3限、水曜3限、木曜3限 7号館4階小平研究室

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