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卒業予備研究1

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科目名 卒業予備研究1
教員名 大羅 志保子
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 批判的なものの見方と自己発信能力の涵養
授業のねらい・到達目標 4年次の「卒業研究」や「卒業論文」の履修に備えて、また、就職活動の間接的な準備として、学生がドイツ語圏やヨーロッパの事情に精通するとともに、語学・文学・文化の各分野から自己の研究テーマを決め発表することによって、批判的なものの見方と確固たる自己発信能力を養うことを目指す。
授業の方法 ドイツ語の教材を用いて行う演習と各自が自分の研究テーマについて発表する混合形式の授業形態を基本とする。前期は主に演習形式が比重を占め、発表は「卒業研究」選択の4年生が主体となる。3年生の受講者は4年生の発表を聞くことで、ハンドアウトの作成や参考文献の使用(日本語、ドイツ語、英語など)を学び、徐々に自己の研究テーマを確立していく。
履修条件 学科の履修規定による
事前学修・事後学修,授業計画コメント ガイダンス時に、4年生には昨年度の研究テーマについて、3年生には自己の主要関心分野について発表してもらう。授業進行過程で、随時必要があれば、ゼミ参加者各人のテーマに関連した書籍や雑誌、新聞、あるいはAV教材を使用することもある。演習用の教材は毎回十分予習していることが前提となる。予備ゼミをすでに終えて「卒業研究」に入っている4年生に、同じテーマを予備研究の課題にしている3年生の助言者・牽引役を務めてもらう場合もある。
授業計画
1 ガイダンス: 前期使用予定ドイツ語教材について説明したあと、4年生全員に自己紹介を兼ねて昨年度の研究テーマについて、5分程度で発表してもらう。質疑応答。3年生全員に自己紹介を兼ねて、これからの研究テーマについて、または目下の関心分野・事項について、5分程度で話してもらう。質疑応答。
2 ドイツ語教材: Der Blick aus meinem Fenster
4年生と3年生の発表時期についての話し合い、とりわけ、4年生の第一回目発表時期の予定表作成。
3 ドイツ語教材: Der Blick aus meinem Fenster 読了。(日本でドイツ語を教えるドイツ人教員の東京についてのエッセイを収めた)教材の読了した内容について自由討論。
4 ドイツ語教材: Neues Geld
5 ドイツ語教材: Neues Geld
6 ドイツ語教材: Neues Geld 読了。読了部分の内容について自由討論。3年生の研究テーマ決定。決定テーマについて、A4一枚程度のハンドアウトにまとめ、発表してもらう予定表作成。
7 ドイツ語教材: Altes Japan
4年生発表(1~2人)と質疑応答並びに自由討論。
8 ドイツ語教材: Altes Japan
4年生発表(1~2人)と質疑応答並びに自由討論。
9 ドイツ語教材: Altes Japan 読了。
4年生発表(1~2人)と質疑応答並びに自由討論。3年生研究テーマについて発表と4年生アドバイス。
10 ドイツ語教材: "Tuen Sie es für unser Land!"
4年生発表(1~2人)と質疑応答並びに自由討論。3年生研究テーマについて発表と4年生アドバイス。
11 ドイツ語教材: "Tuen Sie es für unser Land!"
4年生発表(1~2人)と質疑応答並びに自由討論。3年生研究テーマについて発表と4年生アドバイス。
12 ドイツ語教材: "Tuen Sie es für unser Land!"
4年生発表(1~2人)と質疑応答並びに自由討論。3年生研究テーマについて発表と4年生アドバイス。
13 4年生発表(1~2人)と質疑応答並びに自由討論。3年生研究テーマについて発表と4年生アドバイス。
14 4年生発表(1~2人)と質疑応答並びに自由討論。3年生研究テーマについて発表と4年生アドバイス。
15 補足と総括。
その他
教科書 Florian Coulmas, Tokioter Tagebuch, Asahi Verlag, 2002, 3 edition
教科書の和名:『トーキョー日記』 ISBN 4-255-22064-6
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 平常点(80%)、授業参画度(20%)
平常点とは、指定テキストを使った演習と研究テーマに関する発表、並びに自由討論への参加度の総合評価のことである。
オフィスアワー ドイツ文学科事務室に申し出てもらい、面談日を決める。

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