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芸術分析の社会学

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科目名 芸術分析の社会学
教員名 吉澤 弥生
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 現代のさまざまな芸術/表現の諸相を社会学的に分析する。
授業のねらい・到達目標 現在、美術館の中に収まっていた「芸術」が、さまざまな社会的領域に浸透している。とくに21世紀に入ると、さまざまな政策のもとで「アートプロジェクト」と呼ばれる参加型の表現が急速に各地に広がった。本講義ではそうした表現が生産され受容される社会過程を包括的に考察することを目指す。
授業の方法 講義形式。適宜映像資料を用いる。
授業計画
1 授業紹介
2 アートプロジェクトとは
3 文化政策の進展
4 アートと都市(1)東京と横浜の事例
5 アートと地域(2)「瀬戸内国際芸術祭」
6 アートと地域(3)「大地の芸術祭」
7 アートとソーシャル・インクルージョン(1)アールブリュット
8 アートとソーシャル・インクルージョン(2)医療、福祉とアート
9 ストリートの表現(1)屋外彫刻
10 ストリートの表現(2)グラフィティ
11 震災とアート(1)「以後」のアート
12 震災とアート(2)「プロジェクトFUKUSHIMA!」
13 芸術社会学:視点と方法
14 要点の確認
15 まとめ
その他
参考書 吉澤弥生 『芸術は社会を変えるか —文化生産の社会学からの接近』 青弓社 2011年
熊倉純子監修 『アートプロジェクト —芸術と共創する社会』 水曜社 2014年
藤浩志、AAFネットワーク 『地域を変えるソフトパワー —アートプロジェクトがつなぐ人の知恵、まちの経験』 青幻社 2012年
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、授業参画度(30%)
期末試験(論述)70%+授業参画度(リアクションペーパー)30%で評価する。
オフィスアワー 開講時に指示する。

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