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| 科目名 | ゼミナール1 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 久保田 裕之 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 社会学科 | ||||
| 学期 | 通年 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 「家族」と「福祉」の社会学1 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | この授業では、「家族」と「福祉」に関する社会問題・社会現象の中から、各自が最も興味のあるテーマを選択し、実際に調査研究を行うことで、翌年の「ゼミナール2」と併せて卒業論文(A4で25頁以上)を完成させることを目的とする。 |
| 授業の方法 | 初年度の「ゼミナール1」は、原則として、全員参加の演習形式で実施する。具体的には、毎回全員が自分の研究に関する5分程度の研究報告を行い、全員で議論することを繰り返しながら、1)研究テーマの絞り方、2)関連する資料や文献の集め方、3)読書ノートの作り方、4)リサーチ・クエスチョンの立て方、5)調査対象の設定と調査計画の立案の仕方、6)質的データの扱い方と分析の仕方、7)論理的な論証の方法と学術的な論文執筆について具体的に学んでいく。最終的に、2月末までに卒業論文草稿(A4で20頁程度)を執筆する。 |
| 履修条件 | セレクションの結果受講を認められた社会学科3年生。また、原則として「生活構造論」および「家族社会学1」を履修済みであること、併せて「家族社会学2」および「社会運動論」(後学期)を受講できること。さらに、必須ではないが、自分の選んだテーマに関連する講義、および、質的調査に関する講義・実習と併せて受講することが望ましい。詳細は初回のガイダンスで確認すること。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | 前学期ガイダンス:自己紹介と研究計画の発表会 |
| 2 | 文献リストと読書計画の作成 |
| 3 | 基礎文献購読(1) |
| 4 | 基礎文献購読(2) |
| 5 | 基礎文献購読(3) |
| 6 | 基礎文献購読(4) |
| 7 | 論文執筆法(1) |
| 8 | 論文執筆法(2) |
| 9 | 論文執筆法(3) |
| 10 | 調査計画立案(1) |
| 11 | 調査計画立案(2) |
| 12 | 調査計画立案(3) |
| 13 | 調査計画立案(4) |
| 14 | (調査計画発表準備) |
| 15 | 調査計画発表会 |
| 16 | 後学期ガイダンス:調査報告会 |
| 17 | 先行研究の整理(1) |
| 18 | 先行研究の整理(2) |
| 19 | 先行研究の整理(3) |
| 20 | 先行研究の整理(4) |
| 21 | データの分析(1) |
| 22 | データの分析(2) |
| 23 | データの分析(3) |
| 24 | データの分析(4) |
| 25 | 議論と結論(1) |
| 26 | 議論と結論(2) |
| 27 | 議論と結論(3) |
| 28 | 議論と結論(4) |
| 29 | (卒論草稿発表準備) |
| 30 | 卒論草稿の発表会 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 湯沢雍彦・宮本みち子編 『新版 データで読む家族問題』 NHK出版会 2008年 戸田山和久 『新版 論文の教室』 NHK出版会 2012年 指定した教科書はデータブックに近いものだが、現代の家族をめぐる状況を統計的に概観するうえでも重要なので、遅くとも2回目の授業までに用意しておくこと。ネットなどで古本を購入してもかまわないが、その場合は版の新しさに注意すること。また、論文の書き方についての教科書も挙げておくので、持っていない受講生はこの機会に購入しておくこと。 |
| 参考書 | 畠中宗一編 『よくわかる家族福祉 第2版』 ミネルヴァ書房 2006年 第2版 野々山久也編 『家族福祉の視点――多様化するライフスタイルを生きる』 1992年 三重野卓・平岡公一 『改訂版 福祉政策の理論と実際―福祉社会学研究入門』 東信堂 2006年 家族と福祉に関心を持った受講生のために3冊を挙げておく。購入しておく必要はないが、卒業論文作成のために役立てて欲しい。 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(10%)、授業参画度(90%) 授業への参画(毎回の報告+議論への貢献)90%、および学期末に提出する卒業論文草稿(A4で20頁程度)10%をもとに総合的に評価する。詳細は初回のガイダンスで確認すること。 |
| オフィスアワー | 授業期間中の毎週水曜昼休み/毎週金曜昼休み 本館4階久保田研究室(H419) |
| 備考 | email: lecture@synoikismos.net twitter: @hkubota_lecture |