社会心理学

授業テーマ	私たちの意識や行動は、家族、学校、職場、地域、国家などの集団・社会を抜きにしては考えられないと言えます。この授業では、個人と社会の関わり合いについて実証的に研究する社会心理学の成果を分かりやすく紹介し、社会的な存在である人間についての考察を深めます。
授業のねらい・到達目標	社会心理学の方法論や実証研究の成果について、基本的な知識を身に付け、自らの考え方や日々の生活が社会的な影響を受けていることを理解する事が授業のねらいです。
授業の方法	パワーポイントを使った講義形式を基本として、テレビ番組などの視聴覚教材を活用します。参加感が持てる授業にするため学生の積極的な発言を求めます。自主的な発言がない場合、教室の後ろのほうに座っている学生を指名して発言を求めます。
履修条件	試験は論述形式で、授業内容を十分に理解していないと解答できない問題を出します。社会心理学を学ぼうという意欲がない学生は合格点を取るのは困難なレベルの問題にするので、安易な気持ちで履修をすると後悔する事になると思います。

授業計画
1	ガイダンス　－心理学的社会心理学と社会学的社会心理学ー
2	社会心理学の重要研究　－心の実験ー
3	沈黙は金、それとも罪　ー日本海軍のやましき沈黙ー
4	集団の中の個人その①　ー集団からの影響ー
5	集団の中の個人その②　ー集団への影響ー
6	しがらみの集まりとしての世間
7	希望について　－自分を決めるのは誰かー
8	ヒットメーカーの仕事の流儀　ー生み出される流行ー
9	消費者行動の理論　ー二つの意思決定モデルー
10	流行歌とＣＭに見る社会心理
11	女と男、どこが違うのか、なぜ違うのか
12	経営者のリーダーシップ　ー変革をもたらすものー
13	社会的ネットワークとマスメディアの影響
14	試験
15	試験の講評としがらみとしての学歴フィルター

その他
参考書	参考書は授業内で適宜紹介します。
成績評価の方法及び基準	試験(100%) 試験は論述形式で、授業内容をきちんと理解していないと解答できない問題を出します。社会心理学をしっかり学ぼうという意欲がない学生は合格点を取るのは困難なレベルの問題を出題します。
オフィスアワー	火曜日4限