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産業社会学2

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科目名 産業社会学2
旧カリキュラム名 産業社会論2
教員名 立道 信吾
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 産業社会学の基礎を古典から学ぶ
授業のねらい・到達目標 人間の一生の中で多くの部分を占める「働く」ということについて、産業社会の発展過程の中で、どのような問題が発生し、それをどのように解決してきたのか、社会学的な観点から分析する方法について学びます。社会学の古典と呼ばれている研究について正確に理解することを目指します。これらの古典の中には、公務員試験に出題されるものが含まれています。
授業の方法 パワーポイントの映写を行いながら講義形式で進める。必要に応じて参考資料を配布するが、パワーポイントのスライドをすべて印刷して配布するわけではないので、毎回の授業ではきちんとノートをとってほしい。ノートを取らないと試験には合格できない授業である。授業に関連のない行為(私語、スマホの操作等)をみつけた場合、その場でノートを点検し、授業内容がきちんと書かれていない場合は、退席を命じ、以降履修を認めないので厳重に注意すること。
授業計画
1 産業社会学の性格―どのような領域の学問で何を対象とするか
2 企業と組織①マックスウェーバーの官僚制論 前編
3 企業と組織②マックスウェーバーの官僚制論 後編
4 企業と組織③ファヨールとテイラー
5 企業組織と人間①―疎外とは何か
6 企業組織と人間②―現代社会における疎外
7 産業社会学の誕生―ホーソン実験①
8 産業社会学の誕生―ホーソン実験②
9 ホーソン実験に対する批判
10 企業・労働組合と地域社会 ヤンキーシティ研究
11 小集団とリーダーシップ①
12 小集団とリーダーシップ②
13 現代日本の資本主義社会の特質 大学生のソーシャル・キャピタルと労働倫理から見る
14 授業内試験
15 まとめと試験の解説
その他
教科書 なし
参考書 松島静雄 『産業社会学 (放送大学印刷教材 絶版につき図書館等で参照せよ)』 日本放送協会 1985年
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、授業参画度(30%)
 試験の結果を重視しますが出席も考慮の対象とします。就職活動や慶弔の行事等、やむを得ない事情で欠席する場合は、必ず①氏名、②学籍番号、③欠席理由を書いたメモを事前または事後に提出すること。正当な理由と認められた場合は出席としてカウントします。出席回数が規定の回数に満たない場合、単位を認めません。
オフィスアワー 毎週火曜日の4時限目に研究室で対応します。その他必要があれば、授業の空き時間に対応します。なお、原則としてe-mailで予約を取って下さい。
備考  受講生の中には、聴覚や視覚に障がいのある人が含まれる場合があります。したがって、小さな声であっても、授業の妨げになる場合もあります。そのような行為(私語等)を行った者に対しては、注意を与えたり、場合によっては退席を促します。マナーを守って他の受講者の迷惑にならないように心がけて受講できる者のみに受講を許可します。

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