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教育学演習4

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科目名 教育学演習4
教員名 北野 秋男
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 日本の貧困と教育問題を調べよう
授業のねらい・到達目標 この授業では、日本の格差社会が拡大しているという実態を念頭に置きつつ、貧困階層における教育の劣位性を検証したい。まずは、貧困階層の比率、年収/資産の実態、貧困が派生する要因などを調査し、貧困問題から派生する教育の問題も検証する。具体的な内容は、階層による貧困、地域間格差、ニート・フリーター・パートなどの貧困、離婚による貧困、失業・失職による貧困、年金による貧困などである。
授業の方法 貧困の問題に関する基本文献を読み、まずは貧困が発生する要因を検証する。受講学生は、階層による貧困、地域間格差、ニート・フリーター・パートなどの貧困、離婚による貧困、失業・失職による貧困、年金による貧困などを分担して調べ報告する。また、後半では貧困と教育問題の関係に関する基本文献を読み、問題点の検証を行う。
履修条件 特になし。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 各自、トピックを選び、分析し、調べ、報告する。役割分担が決まった際には、レジュメを作成し、報告する。
授業計画
1 ガイダンス、授業の概要
2 山田昌弘『新平等社会』を読む(1)
3 山田昌弘『新平等社会』を読む(2)
4 西村和雄他『拡大する社会格差に挑む教育』を読む(1)
5 西村和雄他『拡大する社会格差に挑む教育』を読む(2)
6 階層と貧困
7 地域と貧困
8 職業と貧困
9 離婚と貧困
10 年金と貧困
11 外国人と貧困
12 苅谷剛彦『階層化日本と教育危機』を読む(1)
13 苅谷剛彦『階層化日本と教育危機』を読む(2)
14 総括と反省
15 最終レポートの提出と冊子の作成
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、レポート(60%)
出席、レポートなどで、評価する。
オフィスアワー 授業の開始前と終了後に行なう。メールアドレス:kitano@chs.nihon-u.ac.jp

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