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水質化学

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科目名 水質化学
教員名 山中　勝
単位数    2 学年 3･4 開講区分 文理学部
（他学部生相互履修可）
科目群 地球科学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 陸水の理化学的性特性よび水質形成プロセスについて学習する。
授業のねらい・到達目標 河川水・湖沼水・地下水といった陸水の理化学的特性を理解し，その水質形成プロセスにつ
いて理解するとともに，その調査方法や分析手法の原理についても学習する。
学科プログラムの学習・教育目標「（D）専門技術」に寄与する。
授業の方法 配布プリントを使って、板書により授業を行う。適宜、PCプロジェクターなどによって図や
写真をできるだけ多く示し、具体的なイメージをもって理解できるようにする。また、下記
の授業以外に野外実習を行う場合がある。
事前学修・事後学修，授業計画コメント 事前学習として授業時に出す課題を行い、次回授業時に提出すること。
授業計画
1 授業の進め方について
2 陸水の性状と理化学的特性
3 野外での調査方法と測定項目
4 濃度の表現法と濃度計算
5 水質組成の基礎
6 溶存炭酸成分(1)
7 溶存炭酸成分(2)
8 水質分析法（発光分析・クロマトグラフィー・アルカリ度）
9 溶解度と飽和
10 造岩鉱物の溶解反応
11 粘土鉱物によるイオン交換反応
12 嫌気環境下における酸化還元反応
13 水質汚染指標
14 水の安定同位体
15 授業内テストと解説
その他
参考書 日本地下水学会 『地下水水質の基礎－名水から地下水汚染まで－』 理工図書 2000年
C.A.J. Appelo and D. Postma, Geochemistry, Groundwater and Pollution, A.A. Balkema, 2005, 2 edition
G. Faure, Principles and Applications of Inorganic Geochemistry, Macmillan, 1991
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(75%)、授業内に課す課題(25%)
総合的に判断し60点以上を合格とする。
達成度評価基準は以下の通り：
1. 陸水の理化学的特性やその調査法について理解している(2,3)。
2. 水質組成や水質分析の基礎を理解している(4-8)。
3. 水質組成を形成する反応プロセスを理解している(9-12)。
4. 水質汚染指標や水の安定同位体について理解している。(13,14)
オフィスアワー 教員が指示する時間・場所とする。

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