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福祉社会論2

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科目名 福祉社会論2
教員名 今泉 礼右
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会福祉学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 福祉社会学の理論と方法の理解
授業のねらい・到達目標 今日、福祉は社会の仕組みをなすものとして、その多くが構造化されてきているといって良い。貧困と公的扶助、高齢化や子育て問題を始め、障害者運動や外国人労働者問題、さらには、地域福祉のネットワークや社会関係資本、福祉NPOやジェンダー問題等々、福祉の研究は現代社会の構造と変動を理解するために不可欠なものとなってきている。福祉社会学(ここでは福祉社会論)とは福祉を研究する社会学であるといわれる。すなわち、福祉を研究主題におき、社会学的な研究方法を用いながらそれを分析・理解しようとする試みといえる。これに対し、社会福祉学は児童福祉や高齢者福祉、障害者福祉、その他の福祉分野といったように、社会福祉の領域を総合的に研究する学問といって良い。本講座は、今日の福祉問題を、前者の立場にたちつつ分析・理解し、社会福祉学とは異なった新たな福祉への理解を目的とする。
授業の方法 授業は講義方式によって行うが、パワーポイントによって多くの事例を取り上げつつ、分かりやすく進めて行く。
履修条件 「福祉社会論1」を履修していること
授業計画
1 後学期授業のガイダンス
2 福祉社会論(学)の実態と現状
3 共生社会の在り方と社会の多様性・異質性
4 選別主義と普遍主義
5 必要と需要
6 社会的排除・社会的包摂と福祉社会論(学)
7 福祉社会論(学)の諸領域(家族・集団)1
8 福祉社会論(学)の諸領域(地域・コミュニティ)2
9 福祉社会論(学)の諸領域(国家・全体社会)3
10 福祉社会論(学)へのアプローチ(社会的権利・権利擁護など)1
11 福祉社会論(学)へのアプローチ(ジェンダー・仕事と生活など)2
12 福祉社会論(学)へのアプローチ(自立・自己決定など)3
13 福祉社会論(学)の方法1
14 福祉社会論(学)の方法2
15 後学期のまとめと総括
その他
教科書 特に使用しない
参考書 必要に応じて授業の中で適宜指示する
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、授業内テスト(10%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 火~木曜日・昼休み及び放課後、研究室

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