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西洋史特殊講義2

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科目名 西洋史特殊講義2
教員名 堀越 宏一
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 前近代ヨーロッパ史に関する歴史社会学の文献を読む。
授業のねらい・到達目標 前期に開講される「西洋史特殊講義1」に引き続き、ノルベルト・エリアス『文明化の過程』の下巻を講読する。
このテキストでは、同書上巻で取り上げられた「ヨーロッパ上流階層の風俗の変遷」の歴史的背景が、中世にさかのぼって考察されている。そこでは、封建制と中央集権国家の形成が歴史社会学の視点から論じられており、通常の歴史研究とは大きく異なる論点や考え方が示されている。
このような書物を読むことを通じて、中世から近世にかけてのヨーロッパ社会について、専門的な知識の習得と理解の深化を目指すと同時に、エリアスが提示した、過去の社会に関する社会学的な研究の重要性を理解し、参加者各自の研究に生かすことを最終的な目標とする。
授業の方法 ゼミ形式。参加者全員がテキストを予習しておくことを前提とし、その内容要約の発表を中心として授業を進める。テキスト講読とあわせて、適宜、参加者自身が行っている研究内容についての報告も行う。
授業計画
1 参加者の研究の報告(1)
2 参加者の研究の報告(2)
3 テキスト講読(1)
4 テキスト講読(2)
5 テキスト講読(3)
6 テキスト講読(4)
7 テキスト講読(5)
8 テキスト講読(6)
9 テキスト講読(7)
10 テキスト講読(8)
11 テキスト講読(9)
12 テキスト講読(10)
13 テキスト講読(11)
14 参加者の研究の報告(1)
15 参加者の研究の報告(2)
その他
教科書 ノルベルト・エリアス 『『文明化の過程』(下) (叢書・ウニベルシタス(76))』 法政大学出版局 1978年
教科書として使用するのは、下巻のみ。
参考書 参考書については、授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、授業参画度(70%)
オフィスアワー 木曜12:15~12:45。講師控室。

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