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総合研究3

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科目名 総合研究3
教員名 竹下義人・佐藤至子・鈴木健一・山田俊治・長谷川正江
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 集中 履修区分 選択必修
授業テーマ 文献資料にもとづく実証的研究のさまざま―近世から近代へ
授業のねらい・到達目標 写本・版本などの文献資料をめぐる諸問題を中心テーマにすえたオムニバス授業である。担当教員は5名。書誌学的なアプローチを含め、それぞれの専門領域における文献資料(作品)にかかわる多様な観点からの研究事例を提示することによって、資料を扱うことの意義・意味を再認識する機会としたい。同時に、資料の魅力や扱い方、あるいは文献研究のあり方などに対する興味・関心なども深めていって欲しい。
授業の方法 9月7日(月)から11日(金)までの5日間、全15回の集中講義。教員5名で各人1日1回(2~4限の3時間)の講義を担当する。授業計画と担当者の関係は次の通り。
 【1~3(7日):竹下義人】【4~6(8日):鈴木健一】【7~9(9日):山田俊治】【10~12(10日):長谷川正江】【13~15(11日):佐藤至子】。
履修条件 なし。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 下段「備考」参照。
授業計画
1 俳諧と言語遊戯
2 俳諧と狂歌の一枚摺
3 月並句合の興行実態
4 後水尾天皇の歌を読む
5 近世の歌会のありかた
6 近世歌書の書誌調査
7 明治初年の出版物
8 活字出版の様態
9 出版制度の近代
10 浮世草子における上方版と江戸版
11 『禁書目録』を読む
12 『大日本史編纂記録(原題:往復書案)』を読む
13 草双紙を読む
14 草双紙の書誌調査
15 草双紙の作り方
その他
教科書 特定の教科書は使用しない。必要に応じてプリントを配布する。
参考書 授業中に紹介する。
成績評価の方法及び基準 平常点(80%)、授業参画度(20%)
筆記試験は実施しないが、担当教員によっては授業終了時に簡単な提出物を求める場合がある。
オフィスアワー 質問等がある場合は、各教員の指示にしたがうこと。
備考 「総合研究3-別刷シラバス」(講義内容の概要を記したプリント)について:国文学専攻の学生には前期のガイダンス時に配付している。他専攻の履修希望者は国文学科事務室受付にて請求されたい。
なお、授業開始前の問い合わせは、竹下義人(国文学科研究室)まで。

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