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現代文学特殊講義3

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科目名 現代文学特殊講義3
教員名 武内 佳代
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 文学のなかの「犬」を読み解く:アプローチの方法と実践
授業のねらい・到達目標 松浦理英子の長編小説『犬身』を中心とした近現代の〈犬文学〉作品の輪読と各作品に関する発表・ディスカッションを通う。日本の近現代文学がどのように「犬」を表象してきたのか、また、そのイメージ化にはどのような時代性、および危険性や可能性があるのかを分析、検討し、大学院での専門的な日本文学研究にむけて、様々なアプローチの方法を実践的に学ぶ。
授業の方法 動物や犬をめぐる様々な問題、および日本近現代文学における「犬」の特徴についての教員の講義に続いて、演習形式による発表(報告)とディスカッションを進めていく。発表は、一つの作品やパートについて一人で行い、みなで議論する予定。
授業計画
1 ガイダンス、作品・スケジュールの決定
2 「動物」という問題、「犬」と近現代日本文学の関係について
3 報告とディスカッション(1)
4 報告とディスカッション(2)
5 報告とディスカッション(3)
6 報告とディスカッション(4)
7 報告とディスカッション(5)
8 報告とディスカッション(6)
9 報告とディスカッション(7)
10 報告とディスカッション(8)
11 報告とディスカッション(9)
12 報告とディスカッション(10)
13 報告とディスカッション(11)
14 まとめ(1)
15 まとめ(2)
その他
教科書 松浦理英子 『犬身 上・下』 朝日新聞出版(朝日文庫) 2010年
上記以外の作品テキストについては教員が配布する予定だが、場合によっては各自購入することになる。
参考書 授業の中で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 平常点(60%)、レポート(30%)、授業参画度(10%)
報告の内容、討論への参加態度の評価を平常点とする。
オフィスアワー 水曜4限、木曜3限 7号館4階武内研究室。質問等がある場合は、事前にメールで予約すること。メールアドレスは授業で知らせる。

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