文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 英文学専攻 > 英米文学特殊講義6
日本大学ロゴ

英米文学特殊講義6

このページを印刷する

科目名 英米文学特殊講義6
旧カリキュラム名 英米文学特殊講義Ⅲ
教員名 大橋 洋一
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 英文学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 文学批評理論研究 「文学と動物」
授業のねらい・到達目標 現代の文学批評理論のなかでも、「文学哲学」の概要を学び、「文学とは何か」という大きな問題を扱ったあとで、現在、英米圏でも盛んに論じられている動物問題を扱う。動物論を経由して、文学にあらわれる動物について論ずることができるようにする。
授業の方法 基本的に講義形式で、文学理論の概要を説明する。また動物論の概要を説明した後、具体例を参照して、分析の実際の方法を考える。毎回、授業後、コメントあるいは質問を提出してもらう。
履修条件 動物論関連の国際学会のメンバーには、日常的に動物と接触している研究者が多い(ほとんどの場合もある)が、動物好きであることは、履修条件ではない。動物が好きではなくとも問題ない。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 文学理論あるいは批評理論についての予備知識は必要ない。英米文学特殊講義5を履修しておくことが望ましいが、この授業が初参加でも問題ない。なお英語圏以外の文化における動物論を参照することも多いが、英語以外の外国語の知識はなくても問題ない。
授業計画
1 イントロダクション:授業内容と授業計画の説明。文学と動物。
2 「文学とは何か」1文学の要素
3 「文学とは何か」2虚構の性質
4 「文学とは何か」3文学の戦略
5 「文学とは何か」4文学理論の戦略
6 動物論1 エコクリティシズムの動物論1
7 動物論2 エコクリティシズムの動物論2
8 動物論3 アガンベンとデリダの動物論1
9 動物論4 アガンベンとデリダの動物論2
10 動物論5 英米圏の動物論1
11 動物論6 英米圏の動物論2
12 動物論7 その可能性の中心
13 動物論8 作品分析1
14 動物論9 作品分析2
15 動物論10 作品分析3
その他
教科書 教科書はない。
参考書 2015年前半に出版予定のものがあるので、出版されてから、参考書として指示するものがある。
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、授業参画度(50%)
出席は重視する。
オフィスアワー 授業内でE-mailアドレスを伝えるので、そちらに連絡してください。

このページのトップ