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日本地誌

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科目名 日本地誌
教員名 水嶋 一雄
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ この講義では,日本における自然環境の特徴,自然環境に規定された第1次産業の現状,第2次大戦後の工業化と経済成長の性格,都市化や都市発展,文化的特徴などを説明する。その上で,これらの関係性には地域的特徴や地域的差異が生じていること理解させる。
授業のねらい・到達目標 日本は周囲を海に囲まれ南北に細長く広がっているため,それぞれに卓越する自然環境を基本に産業の立地と文化的特徴を持って発展してきた。ところが,工業化と経済成長はこの文化的特徴を希薄にさせると同時に,現在,これらの集中・集積する都市の発展で,人口増加地域と人口減少地域に大きく二分させるなど,都市と地方の地域間格差が顕在化させている。授業ではこれらについて時空間的に説明しながら,グローバル化時代における日本を理解させ,その上で日本の各地域はどのように変化しているのかについて説明する。
授業の方法 講義形式で実施する。さらに授業の内容を深めるため,テキストやPPなどを利用する。
授業計画
1 授業内容とテキストの説明
2 自然環境とその特徴
<位置,地形,気候など>
3 第1次産業の現状(1)
<農業,漁業,林業など>
4 第1次産業の現状(2)
<農業,漁業,林業など>
5 第2次産業の現状と発展(1)
6 第2次産業の現状と発展(2)
7 人口変動と都市の立地と発展
8 地形図で見る地域の特徴(1)
<北海道,東北など>
9 地形図で見る地域の特徴(2)
<関東,東海など>
10 地形図で見る地域の特徴(3)
<関西,中国など>
11 地形図で見る地域の特徴(4)
<九州,沖縄など>
12 具体的な事例地域の地誌(1)
<黒部川扇状地など>
13 具体的な事例地域の地誌(2)
<黒部川扇状地など>
14 授業内試験
15 まとめ
その他
教科書 水嶋一雄編 『大学テキスト・地図読解入門』 古今書院 2009年 第1版
成績評価の方法及び基準 試験(80%)、平常点(20%)
必須授業なので必ず出席すること
オフィスアワー 授業中に指示する。研究室は8号館4階401です。

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