教育法規論

授業テーマ	教育関係法規についての理解を深める。
授業のねらい・到達目標	①学校制度や学校の教育活動、教員の職務等に関する法規について、その理念を理解するとともに、テーマごとに法規の具体的内容を学ぶ。 ②学校教育をめぐる法制度改革の課題について自分の考えを深める。
授業の方法	講義を中心として行う。授業においては、講義に加え、知識の定着を図り理解を深めるため、授業内で取り上げた事柄について整理し自分の考えをまとめるなどの演習（小レポートの作成など）を適宜実施する。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	事前・事後学習においては、授業内に配布するプリントのほか、授業内で紹介した文献・資料等を活用すること。

授業計画
1	イントロダクション：教育法の体系
2	戦後教育の理念：戦前の教育法規との比較
3	児童生徒の就学：保護者の就学義務と就学手続
4	就学支援：教育費と教育を受ける権利の保障
5	教育課程：学習指導要領・教科書をめぐる法制度
6	教育環境の整備：児童生徒の問題行動と懲戒・出席停止
7	特別支援教育：障害のある児童生徒に対する教育支援の理念と法制度
8	教育委員会制度：設置意義と制度改革の動向
9	保護者等による学校参加：学校評議員・学校運営協議会制度
10	学校組織経営：校長のリーダーシップや校務分掌に関する法制度
11	教員養成・教員免許：教員の「専門性」を支える法制度
12	公立学校教員の人事管理：教員の採用・研修・人事異動等をめぐる法制度
13	公立学校教員の職務：教員の勤務の特徴と法制度
14	総括と授業内試験の実施
15	授業内試験の解説と補足

その他
教科書	なし
参考書	授業内に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準	レポート(20%)、授業参画度(20%)、授業内試験(60%)
オフィスアワー	授業に関する質問は、授業終了後に教室にて、あるいは授業内で配布する「コメントシート」に記入し提出してください。次回授業時に回答します。