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数理情報科学特論Ⅱ

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科目名
平成28年度入学者
数理情報科学特論Ⅱ
科目名
平成27年度以前入学者
システム科学特論Ⅱ
教員名 斎藤 明
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 数値計算を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 数値計算の誤差の取り扱いと、各種の数値計算法を学ぶ。理論に固執せず、各トピックスについてアルゴリズムからそのC言語による実装までを述べる。
授業の方法 講義主体で進めるが、C言語の実装を提示したときには、計算機実験も予定している。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学修:配布プリントの対応箇所を読んでおくこと。
事後学修:学んだ内容について、実際に実装して実験してみること。
授業計画
1 浮動集数点表示の復習をし、丸め誤差、打ち切り誤差など各種の誤差の概念を学ぶ。
[準備] 計算機内の整数の2進表示について復習しておくこと。
2 領域の動的確保、ファイルからの入力、ファイルへの出力など、数値計算に必要となるC言語の基本的な手法を学ぶ。
[準備] ポインタ操作について復習しておくこと。
3 行列の扱い、乱数など数値計算に必要な基本的な技術を学ぶ。
[準備] 配列やC言語のライブラリ関数等について復習しておくこと。
4 連立一次方程式の直接解法(1):ガウスの消去法を学ぶ。
[準備] 配布するプリントの 38~48ページを読んでおくこと。
5 連立一次方程式の直接解法(2):LU分解を学ぶ。
[準備] プリントの 49~55ページを読んでおくこと。
6 非線形方程式の解法(1):2分法を学ぶ。
[準備] プリントの 70~73ページを読んでおくこと。
7 非線形方程式の解法(2):ニュートン法を学ぶ。
[準備] プリントの 74~81ページを読んでおくこと。
8 非線形方程式の解法(3):割線法を学ぶ。
[準備] プリントの 83~85ページを読んでおくこと。
9 非線形方程式の解法(4):収束数列の加速について学ぶ。
[準備] プリントの 86~92ページを読んでおくこと。
10 連立一次方程式の反復解法(1):ヤコビ法を学ぶ。
[準備] プリントの 93~99ページを読んでおくこと。
11 連立一次方程式の反復解法(2):ガウス・ザイデル法を学ぶ。
[準備] プリントの 100~103ページを読んでおくこと。
12 連立一次方程式の反復解法(3):SOR法を学ぶ。
[準備] プリントの 104~108ページを読んでおくこと。
13 関数近似と補間(1):ラグランジュ補間を学ぶ。
[準備] プリントの 116~128ページを読んでおくこと。
14 関数近似と補間(2):ニュートン補間を学ぶ。
[準備] プリントの 129~134ページを読んでおくこと。
15 これまでの授業を振り返り、補足を行う。
[準備] これまで学んできたことについて、疑問に思うところや理解が不足しているところをまとめておく。
その他
教科書 なし
参考書 皆本晃弥 『C言語による数値計算入門』 サイエンス社 2005年 第1版
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(80%)
オフィスアワー 毎週火曜日と水曜日の 12:10~13:00 をオフィスアワーとする。可能であれば電子メールでアポイントを取ること。電子メールアドレスは授業初回に伝える。アポイントを取らずに来室することも可能だが、アポイントを取ってきた人がいる場合にはそちらを優先する。

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