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ドイツ語学講義2

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科目名
平成28年度入学者
ドイツ語学講義2
科目名
平成27年度以前入学者
ドイツ語学講義2
教員名 新田 春夫
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学専攻
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ ルターの翻訳論
授業のねらい・到達目標 ルターのドイツ語訳聖書はドイツのみならず多数の他の国々の聖書翻訳にも大きな影響をあたえた。この授業ではルターの翻訳理論を学んで、今日の私たちが外国語の文章を読んだり、訳したりするに際して参考になる点を明らかにすることを試みる。
授業の方法 ルターが聖書のドイツ語訳を思い立った当時の時代的、社会的背景を学びながら、彼が自らの翻訳について述べたSendbrief vom Dolmetschen(『翻訳についての公開状』)を読み進めて行く。
履修条件 学科の履修規定による。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 前もってプリントを配布するので必ず予習をしておくこと。
参考文献の該当箇所を記しておくので前もって読んでおくこと。
授業計画
1 導入。
2 宗教改革(1):ルター95箇条の提題
[準備]『キリスト教史』第1章を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント7頁前半の予習をしておくこと。
3 宗教改革(2):カトリックとの論争
[準備]『キリスト教史』第5章を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント7頁後半の予習をしておくこと。
4 宗教改革(3):ツヴィングリ
[準備]『キリスト教史』第2章を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント8頁前半の予習をしておくこと。
5 ルターの論争書(1):『ドイツ国民のキリスト教貴族に』
[準備]『ルター』p.81-116を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント8頁後半の予習をしておくこと。
6 ルターの論争書(2):『キリスト者の自由』
[準備]『ルター』p.51-77を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント9頁前半の予習をしておくこと。
7 ルターの論争書(3):『奴隷的意志』
[準備]『ルター』p.183-213を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント9頁後半の予習をしておくこと。
8 ルター訳聖書(1):聖書翻訳の歩み。ルター以前
[準備]『ルター聖書』p.188-190を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント10頁前半の予習をしておくこと。
9 ルター訳聖書(2):聖書翻訳の歩み。ルターの翻訳
[準備]『ルター聖書』p.191-193を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント10頁後半の予習をしておくこと。
10 ルター訳聖書(3):聖書翻訳の歩み。ルター以降
[準備]『ルター聖書』p.194-200を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント11頁前半の予習をしておくこと。
11 ルター訳聖書の影響(1):現代ドイツ語
[準備]『ルター聖書』p.201-207を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント11頁後半の予習をしておくこと。
12 ルター訳聖書の影響(2):ドイツ文学
[準備]『ルター聖書』p.208-213を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント12頁前半の予習をしておくこと。
13 ルター訳聖書の影響(3):欽定英訳聖書
[準備]『キリスト教史』第4章を読んでおくこと。
   ドイツ語テクストのプリント12頁後半の予習をしておくこと。
14 検証と討論
15 総括と展望
その他
教科書 プリントを配布する。
参考書 荒井献/出村彰 『総説 キリスト教史2 宗教改革篇』 日本キリスト教団出版局 2006年 第1版
松田智雄 『 ルター  (世界の名著)』 中央公論社 1995年 第5版
塩谷饒 『ルター聖書』 大学書林 1983年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート(70%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー 水曜日昼休み、ドイツ文学科講師室で。

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