文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 英文学科 > ******
日本大学ロゴ

******

このページを印刷する

科目名
平成28年度入学者
******
科目名
平成27年度以前入学者
英米詩演習1
教員名 太田 雅孝
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 前期は、イギリス詩の伝統と革新の精神を学びます。
授業のねらい・到達目標 伝統と革新の精神に富むイギリス詩の変遷を概観します。イギリスの風土や文化的歴史的な展望の下に、多くの重要なイギリスの詩や詩人のことを学びながら、イギリス詩の独自な展開の様相を考察し、同時に、豊かな詩の言葉を解読しながら、柔軟な感受性や批評的知性を養うことを目標とします。
授業の方法 最初の授業ではイギリス詩全般および歴史について、その後はさまざまなイギリス詩人について講義しますが、毎回数人の学生に課題を担当してもらい、詩人と作品について調べてきたことなどを発表してもらいます。毎回主要な詩人の紹介と、1~3篇ほどの作品を読む予定。教科書以外にも、随時プリントを配布します。
履修条件 なし。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前に担当用に選定した詩人たち以外にも、その周辺の詩人たちの生涯と作品について、教科書をあらかじめ読んで学習しておいて下さい。
授業計画
1 イギリスの詩と歴史について:古代・中世の詩、Chaucer & Wyatt。担当課題の詩人の選択。
2 バラッド・物語詩の系譜、Spenser, Sidney & Raleigh
3 詩歌の黄金時代、Shakespeare
4 形而上派詩人たち、Donne, Herbert & Herrick
5 聖書と神話、Milton & Marvell
6 古典主義と前ロマン派、Pope, Dryden & Gray
7 フランス革命とロマン派、Blake
8 自然/超自然を歌う詩人たち、Wordsworth & Coleridge
9 若き世代のロマン派、Keats, Shelley & Byron
10 アイルランド詩について、W.B.Yeats
11 文学的モダニズムについて、T.S.Eliot
12 20世紀の詩、Auden, Larkin & Ted Hughes
13 到達度の確認
14 課題の詩の翻訳と解釈
15 解説や補足と総括
その他
教科書 木下 卓/ 野田 研一/ 太田 雅孝 編著 『 『たのしく読める英米詩』  (シリーズ文学ガイド3)』 ミネルヴァ書房 2007年 第4版
後期「英米詩演習2」のクラスでも使用する教科書です。また、必ずしも2007年の第4版でなくてもかまいません。
参考書 久守和子ほか編著  『『英語文学事典』 』 ミネルヴァ書房 2007年 第1版
ジェイムス・リーヴス  『 『詩がわかる本』 』 思潮社
『『英詩鑑賞入門』  (新井 明)』 研究社出版
上記以外にも、星野徹著『詩とは何か -詩論の歴史』(思潮社、2003年、第1版)などが挙げられます。作品理解に役立つものとして参考にして下さい。他にも、授業中に指示する予定です。図書館にあるイギリス詩の本も大いに参考にして下さい。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、授業内テスト(60%)、授業参画度(20%)
平常点には、出欠状況も含みます。授業参画度には、担当課題の発表が中心になります。
オフィスアワー 本館二階講師控え室、毎週火曜日、午後16時10分~20分、午後17時50分~18時00分、個々に対応する予定。
備考 この授業は、後期の「英米詩演習2」の理解にも大いに役立つものと思います。

このページのトップ