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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
触媒化学
教員名 山岸 敬道
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 触媒の機能と触媒反応メカニズム
授業のねらい・到達目標 触媒反応は化学物質やエネルギーを生み出す物質変換の制御に広く用いられる省エネルギープロセスである。
学生は錯体触媒を中心として基本的知識と概念を学び,反応活性化の機構を理解するようになる
授業の方法 毎回プリントを配布し板書して講義を行う。
履修条件 有機化学、無機化学を履修のこと
事前学修・事後学修,授業計画コメント 錯体における結合について復習しておくこと
授業終了時に与える課題についてレポートを作成し次回授業にに提出することを複数回(4〜5回)行う
授業計画
1 触媒とは(機能と触媒の種類)、触媒反応の歴史
2 金属錯体の構造 18電子則,HSAB則
3 金属と基質間の相互作用  配位の効果、吸着の効果、金属-炭素結合の強さ
4 触媒反応サイクルにおける素反応1 酸化的付加、還元的脱離
5 触媒反応サイクルにおける素反応2 挿入反応、ベータ脱離、金属交換反応
6 素反応ステップの制御1
7 素反応ステップの制御2
8 水素化関連反応、カルボニル化合物合成反応
9 低原子価触媒による炭素-炭素結合形成 カップリング反応、オレフィンメタセシス
10 高原子価触媒による炭素-炭素結合形成 配位重合
11 酸化反応 ワッカー反応 酸素化反応
12 不斉合成触媒 不斉誘導のメカニズム
13 有機触媒の機能
14 反応中間体の構造確認
15 試験
その他
教科書 なし
参考書 特に指定しない
成績評価の方法及び基準 試験(80%)、レポート(20%)
オフィスアワー 授業終了後、本館2Fの講師室において20分間

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