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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
西洋史特講7
教員名 坂口 明
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ ドミナートゥス制の成立
授業のねらい・到達目標 3世紀の危機を経験したローマ帝国は、この世紀の末に即位したディオクレティアヌス帝と、その後の権力闘争に勝利したコンスタンティヌス帝によって確立されたドミナートゥス制(ふつう専制君主政とされる)のもとで、体制を立て直した。この時代の歴史を、政治・社会・宗教の面から考察し、理解を深める。
授業の方法 講義形式でおこなう。とくに教科書は指定せず口述による。プリントを配布するが、これは主に図像を含む史料で、史料にもとづいた理解を得られるようにするのが目的である。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前に関連する参考書を読んでおけば、より理解が深まるであろう。事後にも授業内容を整理し、質問があれば次回に時間を設けて答える。
授業計画
1 導入
2 ディオクレティアヌスによる改革(1)テトラルキア
3 ディオクレティアヌスによる改革(2)皇帝権力の絶対化、官僚制度、軍事の再編成、税制
4 ディオクレティアヌスによるキリスト教迫害(1)勅令
5 ディオクレティアヌスによるキリスト教迫害(2)迫害の実態
6 ディオクレティアヌス引退後の権力闘争
7 コンスタンティヌスによる統一、大迫害前後のキリスト教
8 コンスタンティヌスの「改宗」問題
9 「ミラノ勅令」とコンスタンティヌスのキリスト教政策
10 コンスタンティヌスによる国家機構・行政組織の改革
11 コンスタンティヌス死後の後継者争い
12 「背教者」ユリアヌス
13 到達度の確認
14 課題学習
15 総括
その他
教科書 なし
参考書 授業時に指示する。
成績評価の方法及び基準 試験(100%)
出席はとらないが、授業に出ずに単位を取得することは難しい。
オフィスアワー 授業終了後

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