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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
地域研究2(アメリカ)
教員名 石井 久生
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 南北アメリカの地誌
授業のねらい・到達目標 ひとえに「アメリカ」といっても、北アメリカ、中米カリブ、南アメリカでは地理的景観や経済活動に大きな違いがみられる。同様に「アメリカ」の中のひとつの国家であるアメリカ合衆国の中にも多様な地域像が共存する。この授業では、アメリカ各地域に展開する多様な地域像を解説すると同時に、「アメリカ」を貫く地域像とは何かを追求する。最終的には、南北アメリカの全体像と各地域の詳細を地誌学的に理解できるようになることを到達目標とする。
授業の方法 講義形式
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学修については授業計画の通り。事後学修では、授業に登場した事象や地域について復習し、理解の定着を図ること。
授業計画
1 イントロダクション:「アメリカ」を地誌学的に理解するために
〔準備〕
2 アメリカの自然環境
〔準備〕第1回授業で配布したプリントを完成させておくこと。
3 アングロアメリカの歴史地理:領土拡張の歴史
〔準備〕第2回授業で配布したプリントを完成させておくこと。
4 アングロアメリカの農業地理1:入植者の伝統的土地利用の地域差と農業地域の形成
〔準備〕第3回授業で配布したプリントを完成させておくこと。
5 アングロアメリカの農業地理2: 現代的土地利用とアグリビジネス
〔準備〕第4回授業で配布したプリントに目を通したうえで、代表的穀物メジャーについて調べておくこと。
6 アングロアメリカの都市地理1: 近代の都市化と初期シカゴ学派
〔準備〕第5回授業で配布したプリントに目を通したうえで、参考文献マッケンジー他(1972)を読んでおくこと。
7 アングロアメリカの都市地理2:現代のグローバルシティとロサンゼルス学派
〔準備〕第6回授業で配布したプリントに目を通したうえで、参考文献ソジャ(2003)を読んでおくこと。
8 アングロアメリカのエスニック地理1:移民社会の形成史
〔準備〕第7回授業で配布したプリントに目を通したうえで、参考文献、明石・飯野(2011)を読んでおくこと。
9 アングロアメリカ〔のエスニック地理2:ロサンゼルスの移民社会の具体像
〔準備〕第8回授業で配布したプリントに目を通したうえで、ロサンゼルスのエスニック構成をアメリカセンサス局のデータなどで調べておくこと。
10 ラテンアメリカ:先コロンブス期の歴史地理
〔準備〕第9回授業で配布したプリントに目を通したうえで、ラテンアメリカの先コロンブス期の文明について調べておくこと。
11 ラテンアメリカ:1492年以降の人口動態の変化と人口地理
〔準備〕第10回授業で配布したプリントに目を通したうえで、参考文献アーノルド(1999)を読んでおくこと。
12 ラテンアメリカ:20世紀以降の人口と産業の地理
〔準備〕第11回授業で配布したプリントに目を通したうえで、ラテンアメリカの輸入代替工業化について調べておくこと。
13 ラテンアメリカの都市地理1:前産業型都市から20世紀型分極化都市への変化
〔準備〕第12回授業で配布したプリントに目を通したうえで、できれば参考文献P.Lindert and O.Verkoren (2010)の該当箇所を読んでおくこと。
14 ラテンアメリカの都市地理2:21世紀型分断化都市の出現
〔準備〕第13回授業で配布したプリントに目を通したうえで、できれば参考文献P.Lindert and O.Verkoren (2010)の該当箇所を読んでおくこと。
15 総括と理解度の確認
〔準備〕これまでの学習内容を総復習しておくこと。
その他
教科書 なし
参考書 矢ケ﨑典隆 『アメリカ (世界地誌シリーズ 4 )』 朝倉書店 2011年
R.E.パーク・E.W.バージェス・R.D.マッケンジー 『都市――人間生態学とコミュニティ論』 鹿島出版会 1972年
E.W.ソジャ 『ポストモダン地理学――批判的社会理論における空間の位相 』 青土社 2003年
明石紀雄・飯野正子 『エスニック・アメリカ――多文化社会における共生の模索 (有斐閣選書)』 有斐閣 2011年 第3版
D.アーノルド 『環境と人間の歴史』 新評論 1999年
P. Lindert and O. Verkoren, Decentralized Development in Latin America: Experiences in Local Governance and Local Development, Springer, 2010
B.W. Blouet and O. M. Blouet , Latin America and the Caribbean: A Systematic and Regional Survey, Wiley, 2015, 7 edition
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、平常点(10%)、作業課題(20%)
オフィスアワー 授業終了時

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