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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
中国文化研究1
教員名 平澤 歩
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 劉向を知る
授業のねらい・到達目標 劉向、字は子政、原名は更生。前漢後期の政治家・学者である。政治家としては宦官・外戚と政争を繰り広げ、経学者としては石渠閣会議に参加して五経の異同を論じ、文献学者としては宮中の蔵する諸書の校讎を行い、多くの文献のテキストを確定した。様々な分野での業績がある人物だが、その中でも後世への影響がとりわけ大きいのは校書事業であり、先秦期の様々な文献が彼の手で整理されることによって、まとまった形で後世に伝えられた。
 本授業では、中国思想史において劉向の果たした役割を知るとともに、彼の業績に親しむことを目標とする。
授業の方法 劉向の業績について講義するとともに、彼が編纂した(とされる)様々な文献を講読する。講読の際には、指名して音読・日本語訳をさせるので、必ず予習して来ること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 何回か購読の回があり、事前にテキスト(漢文)を配布するので、辞書をひいて現代日本語訳して来ること。また、期末レポートも課すので、毎回の授業内容についてよく復習しておくこと。
授業計画
1 ガイダンス
2 基礎知識(前漢の政治的状況・経学のあり方・文献の形状)
3 劉向の生平について
4 講読(『説苑』・『新序』・『列女伝』)
5 講読(『説苑』・『新序』・『列女伝』)
6 講読(『説苑』・『新序』・『列女伝』)
7 劉向の校書事業について
8 劉向の校書事業について
9 講読(『別録』)
10 講読(『別録』)
11 講読(『戦国策』・『晏子春秋』)
12 講読(『戦国策』・『晏子春秋』)
13 講読(『戦国策』・『晏子春秋』)
14 講読(『列仙伝』)
15 まとめ
その他
参考書 徐興無 『劉向評伝(附劉歆評伝)』 南京大学出版社 2005年
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、レポート(50%)
オフィスアワー なし。授業中にアドレスをお伝えするので、メールを通じて問い合わせること。

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