文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 総合 I 群 > 哲学2
日本大学ロゴ

哲学2

このページを印刷する

科目名
平成28年度入学者
哲学2
科目名
平成27年度以前入学者
哲学2
教員名 三平 正明
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 哲学の主要なテーマと考え方を学ぶ
授業のねらい・到達目標 授業では、哲学の長い歴史で繰り返し問われてきた、代表的な問題群を取り上げます。それらの問題がこれまでどのように分析され、議論されてきたのかを知り、また、自分達でもあらためて問題について考えていきます。そうした作業を積み重ねることによって、

(1) 哲学の問題と考え方について基本的な理解を得る
(2) 哲学の議論を作ったり、あるいは、作られた議論に対して疑問や意見を提示したりできるようになる

ことが、この授業のねらいです。
授業の方法 講義形式。麻生・城戸編『哲学の問題群 もういちど考えてみること』という本を教科書として用います。この本では、哲学が繰り返し向き合ってきた、いろいろな問題群が取り上げられ、とてもていねいに論じられています。総合教育科目の「哲学」を履修する方の関心はさまざまでしょうから、授業ではこの本に沿って、なるべく多くの問題群を紹介したいと思います。そして、教科書の議論を検討した後は、問題ごとにみなさんにごく簡単なレポートを書いてもらうつもりです。こうして、自分達自身でも哲学の問題を考えていきましょう。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業の進展に応じて、指定した教科書を事前に読んでおいてください。また、一つの問題の検討が終わると、ごく簡単なレポートを書くことになりますから、問題ごとの復習も大切です。授業計画は暫定的です。「哲学1」で扱えなかった問題が出た場合には、その問題から授業を始めます。
授業計画
1 導入
2 自由と行為。7.自由:決定論と自由は両立するのか
[準備]教科書81~93頁を読む
3 自由と行為。7.自由(最後にごく簡単なレポートを書く)
[準備]教科書81~93頁を読む
4 自由と行為。8.行為:行為と出来事はどうちがうのか
[準備]教科書94~103頁を読む
5 自由と行為。8.行為(最後にごく簡単なレポートを書く)
[準備]教科書94~103頁を読む
6 自由と行為。9.責任:行為の責任を問うということ
[準備]教科書104~118頁を読む
7 自由と行為。9.責任(最後にごく簡単なレポートを書く)
[準備]教科書104~118頁を読む
8 知識と言語。10.知る:何かを知るとはどういうことだろうか
[準備]教科書119~132頁を読む
9 知識と言語。10.知る(最後にごく簡単なレポートを書く)
[準備]教科書119~132頁を読む
10 知識と言語。11.真理:何かが真であるとはどういうことだろうか
[準備]教科書133~143頁を読む
11 知識と言語。11.真理(最後にごく簡単なレポートを書く)
[準備]教科書133~143頁を読む
12 知識と言語。12.意味:何かを意味するとはどういうことだろうか
[準備]教科書144~154頁を読む
13 知識と言語。12.意味(最後にごく簡単なレポートを書く)
[準備]教科書144~154頁を読む
14 到達度確認のための授業内試験
15 まとめと補足
その他
教科書 麻生博之・城戸淳編 『哲学の問題群 もういちど考えてみること』 ナカニシヤ出版 2006年
参考書 教科書中の「読書案内」を参照してください。授業内でも適宜、参考文献を挙げます。
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業内テスト(60%)
レポートは、授業内で書くごく簡単なものです。問題ごとに、納得できた、あるいはできなかった点と、その理由を書いてもらうつもりです。
オフィスアワー 授業終了時。または、sanpei★chs.nihon-u.ac.jpに(★を@に変換して)メールしてください。火、木、金にもらえれば早く対応できます。

このページのトップ