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哲学特殊講義4

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科目名
平成28年度入学者
哲学特殊講義4
科目名
平成27年度以前入学者
哲学特殊講義4
教員名 笠松 幸一
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 哲学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ プラグマティズムにおける「実験主義」「可謬主義」「連続主義」を理解する。
授業のねらい・到達目標 行動との関わりにおいて、ミードの「観念の伝達(共有)性」を把握する、またデューイの「観念の道具性」を把握する。
授業の方法 (1)テキストを精読(翻訳)する。(2)テキストの内容を発表(議論)する。(3)自己の見解をレポートにまとめて提出する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業終了時に次回授業の範囲と要点を指示するので、事前の理解をもって授業に臨むこと。
授業計画
1 ガイダンス:Four Pragmatists(教科書)の概要と授業の進め方。
2 講義:ミードのプラグマティズムの特徴(シンボリック相互行為論、役割取得行動論、社会的自我)。
3 ミードの社会的行動主義。
[準備]Four Pragmatists:Part Three. Ⅱ Mead's Social Behaviorism. pp.152~155を読んでおくこと。(以下、章タイトルとページのみを記す)
4 精神・自我・社会におけるミード。
[準備]Ⅲ Mead on Mind, Self, and Society. pp.156~158を読んでおくこと。
5 精神・自我・社会におけるミード。
[準備]Ⅲ Mead on Mind, Self and Society. pp.159~162を読んでおくこと。
6 精神・自我・社会におけるミード。
[準備]Ⅲ Mead on Mind, Self, and Society. pp.163~166を読んでおくこと。
7 講義:デューイのプラグティズムの特徴(行動的経験主義、目的と手段の連続性、教育哲学)
8 デューイの経験の概念。
[準備]Four Pragmatists:Part Four. Ⅱ Dewey's Concept of Experience. pp.197~199を読んでおくこと。 (以下、章タイトルとページのみを記す)
9 デューイの経験の概念。
[準備]Ⅱ Dewey's Concept of Experience. pp.200~202を読んでおくこと。
10 反省的経験および手段―目的の特徴。
[準備]Ⅵ Reflective Experience and the Means-Ends Distinction. pp.227~229を読んでおくこと。
11 反省的経験および手段―目的の特徴。
[準備]Ⅵ Reflective Experience and the Means-Ends Distinction. pp.230~232を読んでおくこと。
12 デューイの社会論と教育論。
[準備]Ⅷ Dewey's Social and Educationnal Theory. pp.240~243を読んでおくこと。
13 課題レポートの発表。
14 課題学習。
15 課題レポートの講評。
その他
教科書 Israel Scheffler, Four Pragmatists:International Library of Philosophy and Scientific Method, Routledge and Kegan Paul, 1987
参考書 ジョン・マーフィ―著・高頭直樹訳 『プラグマティズム入門』 勁草書房 2014年
プリントにて配布し授業の参考資料とする。
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、レポート(50%)
オフィスアワー 本講義の終了後。

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