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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
東洋史研究実習1
教員名 渡部 良子
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 西アジア・イスラーム史研究実践
授業のねらい・到達目標 本実習では、イスラーム期西アジア史研究に取り組むために必要な基礎知識・技術を、研究文献講読、史料分析を中心に、実践を通して身につけていきます。

1)英語研究文献輪読
 時代・地域・支配王朝を問わず、イスラーム期西アジア(またイスラームを受容した中央アジア、南アジア、東南アジア)の歴史の主要研究文献は外国語文献であり、外国語文献の読解の訓練が必須です。本実習ではまず、国際的なイスラーム史研究の基本概説書として知られる『新ケンブリッジ・イスラーム史The New Cambridge History of Islam』(全6巻、ケンブリッジ大学出版局、2010)の1章を選び、輪読します。これにより、英語研究文献の読解力を鍛えるとともに、研究文献の読み方・まとめ方、事典など工具の使い方、レジュメの作り方などを練習していきます。

2)史料研究(研究発表)
 受講者各人が関心を持つ地域・時代・テーマの一次史料について、研究してもらいます。
授業の方法 1)英語究文献輪読
 毎回2名の担当者を決めて輪読していきます。担当者は担当箇所(各1~1.5ページ程度)の訳とまとめのレジュメを作成し、登場する語(人名・地名・術語など)や脚注の参考文献を適切な工具(事典、関連参考文献、研究文献データベース)を使って調べてきます。担当者による報告をもとに、全員で内容について議論し、理解を深めていきます。

2)史料研究(研究発表)
 自分が関心を持つ、卒業論文で取り組みたいテーマの一次史料を各人で選び、研究・発表します。研究方法については、ガイダンス時に発表します。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 英語研究文献講読は、担当者以外の人も必ず予習してきてください(担当者による訳とまとめのチェックをやってもらいます)。
授業計画
1 ガイダンス(第2回以降のスケジュールは受講者人数により部分的に変更になる可能性があります)
2 英語研究文献輪読(1)
3 英語研究文献輪読(2)
4 英語研究文献輪読(3)
5 英語研究文献輪読(4)
6 英語研究文献輪読(5)
7 英語研究文献輪読(6)
8 英語研究文献輪読(7)
9 英語研究文献輪読(8)
10 英語研究文献輪読(9)
11 史料研究発表
12 史料研究発表
13 史料研究発表
14 史料研究発表
15 まとめ
その他
教科書 英語研究文献輪読のテキストは初回ガイダンス時に配布します。
参考書 実習時にその都度必要な参考文献を紹介します。
成績評価の方法及び基準 平常点(80%)、授業参画度(20%)
「平常点」英語研究文献輪読(1回以上)・史料研究発表(1回)の担当が必須です。
オフィスアワー 実習終了後、第4限の時間帯

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