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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
日本史特講4
教員名 舟橋 正真
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 「皇室外交」の戦後史:象徴天皇制の形成・定着・展開
授業のねらい・到達目標 日本国憲法第1条は、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意の基く」と定めた。この日本国憲法下の天皇制、いわゆる「象徴天皇制」とは何であるのか。本講義では、戦後の「皇室外交」を通して、象徴天皇制の歴史的展開を考察し、各時期の政治・外交・社会と関連づけながら、戦後史への理解を深めることを目指す。
授業の方法 プリントを配布し講義形式で行う。映像資料も使用する予定である。毎回出席票の裏にコメント(感想、質問)を書いて提出。質問は、次回の授業冒頭で回答する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前の予習は特に必要としない。授業後は配布プリントを復習し、さらに授業内で紹介する参考文献を読んで、各回授業の内容への理解を深めるよう努めること。なお、授業計画は若干変更することもある。
授業計画
1 ガンダンス
2 「皇室外交」とは何か
3 「新生日本」と1953年皇太子外遊
4 アイク訪日と皇太子訪米:60年安保との関連から
5 戦後の昭和天皇外遊構想
6 1971年昭和天皇訪欧:戦後初の天皇外遊の決定
7 1971年昭和天皇訪欧と歴史的意義
8 昭和天皇・ニクソン会見:ニクソン・ショックとの関連から
9 昭和天皇訪米の政治問題化
10 フォード訪日と昭和天皇訪米
11 1975年昭和天皇訪米の決定と準備
12 1975年昭和天皇訪米と歴史的意義
13 「昭和天皇実録」にみる昭和天皇外遊
14 授業内試験と解説
15 「皇室外交」の現在
その他
教科書 教科書は使用せず、プリントを配布する。
参考書 河西秀哉編 『戦後史のなかの象徴天皇制』 吉田書店 2013年
浅見雅男・岩井克己 『皇室一五〇年史』 筑摩書房 2015年
その他は、授業の中で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、授業内テスト(70%)
オフィスアワー 授業終了後、講師室で受け付ける。

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