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日本史特殊研究4

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科目名
平成28年度入学者
日本史特殊研究4
科目名
平成27年度以前入学者
日本史特殊研究4
教員名 武廣 亮平
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 日本古代の地域社会とその復元
授業のねらい・到達目標 日本古代の地域社会の様相を『風土記』を中心とした史料から復元する。村落・信仰・交通などのテーマを設定し、それに関する史料を『風土記』などから抽出し、分析・考察する。
授業の方法 毎回設定されたテーマについて議論する。教員から基本的な史料の提示を行い、それをもとに受講者とともに議論を深める。受講生による個別報告やレポートなども交えたい。文献だけではなく考古学的な資料なども積極的に活用したいと考える。
事前学修・事後学修,授業計画コメント あらかじめ配布するテキストを熟読すること。
授業計画
1 オリエンテーション(地域社会論のテキストとしての『風土記』について)
2 『常陸国風土記』にみえる駅路と古代東国の交通路
3 『常陸国風土記』信太郡条の「浮嶋」伝承と古代の生業
4 『常陸国風土記』行方郡条の「麻多智」伝承と古代の開発
5 新治郡衙・行方郡衙と郡衙遺跡研究の歴史
6 『常陸国風土記』久慈郡条にみられる「色」と古代の顔料
7 『出雲国風土記』の景観表記と古代の集落
8 『出雲国風土記』の里程記事とその実体
9 『出雲国風土記』島根郡条の「大井浜」と古代の須恵器生産遺跡
10 青木遺跡と杵築神社の復元
11 『出雲国風土記』大原郡条の再検討
12 『播磨国風土記』の石作集団と石棺の系譜
13 布勢駅家(小犬丸遺跡)と古代の山陽道
14 『播磨国風土記』に見られる地域社会間の交流
15 まとめ
その他
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、授業参画度(30%)、授業内発表(30%)
オフィスアワー 授業終了時

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