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美術史

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科目名
平成28年度入学者
美術史
科目名
平成27年度以前入学者
美術史
教員名 野口 剛
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 屏風絵でたどる日本美術史
授業のねらい・到達目標 屏風絵は、日本においてとくに発達した絵画の形式です。空間を仕切る調度としての実用性のうえに、部屋をかざり、あるいはその空間に意味を付与する装飾品、荘厳具としての性格を備えています。また、物理的に大きな画面は、その絵にモニュメンタルな性格を与え、さらにそれは、画家にとっては「大作」となりうる要素となります。
この授業では、平安時代から江戸時代にかけての屏風絵を毎回1点ずつとりあげて、その歴史的展開をたどるとともに、屏風絵をめぐる様々な論点を紹介するものです。個々の作品の画題や様式、史的位置はもとより、制作の背景や享受の実態など、多角的な観点から屏風絵の魅力を探ります。
授業の方法 講義形式で行ないます。毎回のテーマに沿って、作品の画像をプロジェクターで投影し、解説します。
履修条件 受講希望者が多い場合は、抽選などによって履修者を決定します。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 【事前学修】前回授業時に紹介する参考文献を読み、予習すること。
【事後学修】配布したプリントを復習すること。指示に従いレポートを提出すること。
授業計画
1 はじめに 屏風絵と日本美術史
2 「山水屏風」
3 「日月山水図屏風」
4 雪舟「四季花鳥図屏風」
5 「月次風俗図屏風」
6 狩野元信「四季花鳥図屏風」
7 見学(学外授業)
8 「洛中洛外図屏風」
9 狩野秀頼「高雄観楓図屏風」
10 「誰が袖図屏風」
11 伊年印「草花図屏風」
12 見学(学外授業)
13 尾形光琳「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」
14 理解度の確認
15 まとめ
その他
教科書 なし
参考書 講義のなかで紹介します。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、平常点(35%)、レポート(15%)
オフィスアワー 講義内容などに関する質問は、講義時間の前後にのみ受け付けます。
備考 美術館・博物館での見学(学外授業)を2回程度行う予定にしています。土曜日もしくは日曜日に実施します。見学は、上記の順番とは異なる場合があります(詳細は講義中にお知らせします)。見学に関わる費用は自費とします。

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