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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
臨床心理学特講1
教員名 津川 律子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 臨床心理学の基礎を学ぶ
授業のねらい・到達目標 それがどんなに定かなものであったとしても、自分の体験のみに基づいて何かを決めつけることは、危険である。一方、頭で何かを知っていることは全てではないが、知らないことにより人を傷つけ、差別や偏見をもってしまうことは多々ある。この授業を真面目に受講すれば、今まで知らなかった臨床心理学の基礎知識が増えるだけでなく、今まで自分が想像していなかった世界(さまざまな苦悩をもつ人々の真の尊厳)を知ることができ、今後の人生に確実な何かがもたらされるであろう。
授業の方法 講義形式。基本的に毎回、手作り資料を配布する。DVDなど視覚教材による講義も盛り込む。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学習の必要はない。むしろ、講義の度に疑問点を放置せず、自分で考え、調べ、質問するという事後学習に力を入れること。
授業計画
1 ガイダンス/臨床心理学とは
2 臨床心理学の歴史
3 フロイトの生涯とその理論の特徴
4 ユングの生涯とその理論の特徴
5 ロジャーズの生涯とその理論の特徴
6 エリクソンの生涯とその理論の特徴、ここまでのまとめ
7 統合失調症入門
8 うつ病入門
9 神経症及び人格障害入門
10 器質性障害入門
11 神経心理学初歩の初歩
12 臨床発達心理学入門
13 理解度の確認(授業内試験)
14 課題学習(臨床心理学関係の文献の講読)
15 補足と総括
その他
参考書 津川律子・安齊順子 『インタビュー臨床心理士1』 誠信書房 2007年
津川律子・安齊順子 『インタビュー臨床心理士2』 誠信書房 2007年
特に『インタビュー臨床心理士1』の最初の章(成瀬悟策先生の章)が参考になります。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(20%)、授業参画度(20%)、第13回に授業内試験を実施予定(40%)
オフィスアワー 対応場所(津川研究室)。随時可能。但し、事前に予約を取ること(講義の後に予約を取りたいと声をかけてください)。
備考 授業時間内に意見を求めるレポートを課す予定である。

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