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歴史地理学特論Ⅰ

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科目名
平成28年度入学者
歴史地理学特論Ⅰ
科目名
平成27年度以前入学者
歴史地理学特論Ⅰ
教員名 井村 博宣
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 地理学専攻
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 歴史地理学研究の方法
授業のねらい・到達目標 本講義では、自然と人文の地理的事象の地域的展開過程について、古地図の読解、文献・文書解読等を通して往事の地理的情報を復元・把握し分析する歴史地理学研究の方法について修得する。授業は、精選した史資料を用い、具体的な事例を通して、自然・人文の分野を問わず地理学研究全般に及ぶ有効性を解説する。
授業の方法 講義形式と演習形式。講義形式にて古地図・古文書等の種類や利用法等について確認した後,ゼミ(演習)形式にて伊能図・測量日記等を読解する。なお授業は,担当者の研究成果を交えながら教授する。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業内容に関するキーワードについて、事前に関連する文献等で調べるとともに、事後には具体的な事例を通して、理解しておくこと。わからないことを放置せず、まずは自ら調べること。
授業計画
1 ガイダンス
2 古地図
3 資料吟味と読図1(河川変動等)
4 資料吟味と読図2(集落・土地利用等)
5 古文書
6 資料吟味と講読1(歴史災害)
7 資料吟味と講読2(集落・土地利用等)
8 演習1:伊能図と測量日記
9 伊能忠敬の測量と製図
10 伊能図・測量日記にみる讃岐島嶼部
11 伊能図・測量日記にみる仙台藩領沿岸地域
12 演習2:考古資料等を含めた考察
13 資料吟味と読解1(古代官道)
14 資料吟味と読解2(古代海路)
15 まとめ
その他
教科書 使用せず。教材は授業時に配布する。
参考書 その都度、授業中に紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、発表(30%)、討論(30%)
レポート(40%)、発表(30%)、討論等(30%)による総合評価。
オフィスアワー 時間は木曜日の12:30~13:30、場所は8号館5階A-506研究室とする。
備考 メールでも大丈夫ですから気軽に質問してください。メール・アドレスは開講時(第1回目)に連絡します。

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