文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 相関理化学専攻 > 物性物理化学特論II
日本大学ロゴ

物性物理化学特論II

このページを印刷する

科目名
平成28年度入学者
物性物理化学特論II
科目名
平成27年度以前入学者
物性物理化学特論Ⅱ
教員名 周 彪
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 相関理化学専攻
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 前半で伝導性と磁性の基礎理論について紹介し、後半で伝導性金属錯体に絞って解説する。
授業のねらい・到達目標 伝導性金属錯体の物性を理解することができる。
物性的に面白い物質の構造とその電子状態を理解することができる。
授業の方法 指導は主として講義から成る。
事前学修・事後学修,授業計画コメント ただ単位を取るだけじゃなくて、積極的に授業に参加してください。
授業計画
1 分子性伝導体、超伝導体の歴史
2 自由電子の振る舞い、金属の状態密度(1次元、2次元、3次元)
3 金属のフェルミ面(1次元、2次元、3次元)
4 結晶ポテンシャル中の自由電子
5 局在スピンの振舞い
6 種々の物性量の特徴(電気伝導度、磁化率等)
7 伝導性金属錯体I d電子系錯体
8 伝導性金属錯体II (pi)-d電子系錯体
9 伝導性金属錯体III pi-(d)電子系錯体
10 伝導性金属錯体IV pi-d(閉殻)電子系錯体
11 伝導性金属錯体V pi-d(開殻)電子系錯体
12 伝導性金属錯体V pi-d融合電子系錯体
13 伝導性金属錯体VI その他
14 演習と総括
15 レポート作成
その他
教科書 特になし
参考書 鹿児島誠一 『低次元導体』 裳華房 2000年
山下正廣 、榎敏明 『伝導性金属錯体の化学 (朝倉化学大系 15 )』 朝倉書店 2004年
固体物理 (1)電気伝導体・半導体、(2)格子振動・誘電体、(3)磁性・超伝導体 作道恒太郎著 裳華房
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
上記基準を総合的に判断する。
オフィスアワー 随時、ただしアポイントメントを取ること。

このページのトップ