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政治学1

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科目名
平成28年度入学者
政治学1
科目名
平成27年度以前入学者
政治学1
教員名 六辻 彰二
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 現代政治の成り立ち
授業のねらい・到達目標 現代の先進国で一般的な自由民主主義体制が成立するまでの歴史的な発展過程を理解し、あわせて政治学の基本的な理論について把握することを目的とする。
授業の方法 パワーポイントを用いた講義スタイルをとる。講義資料の配布、小テストの提出、各種アナウンスは Blackboard を通じて行う。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前に講義資料を配布するので、目を通しておくこと。授業後、できるだけ早いタイミングで、講義資料を読み直すこと。
授業計画
1 導入:授業の進め方、参考文献、試験、評価などに関するガイダンス。
2 古代民主主義:現代民主主義との対比を念頭に、古代ギリシャとローマを取り上げる。
3 中世封建制:古代民主主義との対比を念頭に、中世封建制の社会構造と政治制度について考える。
4 宗教改革とルネサンス:宗教改革とルネサンスがもつ政治学的意味について考える。
5 絶対王政の確立:近代国家の特徴と、その成立の背景を考える。
6 産業革命の時代:18世紀の英国を取り上げ、産業革命と市民社会の成立によって生まれた自由主義について考える。
7 市民革命の時代:フランス革命に至る政治状況と思想的潮流を解説し、そのうえで国民意識の形成について取り上げる。
8 国民国家の完成:現代の政治の土台となっている国家の形成について考える。
9 社会主義:資本主義経済と大衆社会がもたらした社会主義の興隆を考える。
10 ファシズム:戦間期の各国における政治経済状況を踏まえて、資本主義経済と大衆社会化のもう一つの帰結を考える。
11 自由民主主義体制の確立:第二次世界大戦後の自由民主主義体制の特徴について整理する。
12 イデオロギーの終焉:福祉国家化がもたらした民主主義の空洞化に対する警戒と不満を考える。
13 授業内試験と解説
14 グローバル化と政治:グローバル化と国内の民主主義の摩擦について考える。
15 まとめ
その他
教科書 なし
参考書 池尾 靖志, 上野 友也, 松村 博行, 佐藤 史郎 『はじめての政治学』 法律文化社 2014年
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、3回の小テスト(Blackboard上で提出)(30%)
オフィスアワー 質問などはメールで受け付けます。s.mutsuji@gmail.com

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