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ドイツ語コミュニケーション1

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平成28年度以降入学者 ドイツ語コミュニケーション1
平成27年度以前入学者 ドイツ語コミュニケーション1
教員名 山木 喜美子
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 楽しく学びながら実践に結び付くドイツ語コミュニケーション能力を身に付け、生きたドイツの文化やドイツ事情も一緒に学びましょう。(Deutsch mit viel Spaß)
授業のねらい・到達目標 講師の長年のドイツ在住経験と教歴を生かして、生きたドイツ語やドイツの姿を伝え、学生がコミュニケーションを重視した授業に積極的に参加出来る実践と結び付いた楽しい授業を作り上げて行きます。初歩からできるだけたくさんドイツ語で授業をし、ドイツ事情や文化を取り入れる事によって、学生はドイツ語をドイツ文化が生み出した生きた産物と捉え、ドイツ人の考え方を自ら少しずつ感じ、学び取ってくれれば良いと願います。その場合に、学生がよく理解できないで消化不良にならないように、分かりやすく丁寧に指導して行きたいと思います。自分で文を作る会話に特に力を入れますが、話す能力のみならず、読む・聞く、書く、そして文法も含めた総合的な語学能力を鍛え、その成果として、秋に実施される「独検4級」には合格できる事を目指します。
授業の方法 毎回基本的には教科書に添って進みますが、楽しいイラストなどが多く入ったプリントや写真や、私が作成した資料などを使って色々な面を補強します。毎回Partnerarbeit(ペアを組んで互いに理解を確認し、補い合いながら学習する方法)の形を取って会話の授業を進めます。知らない学生と一緒に学習するのは最初は抵抗があるかもしれませんが、その内お互いに刺激を受け、また助けられ、逆に助けてあげると、自分が本当はどのぐらい分かっているのかという確認にもなって、語学学習にはとても効果が上がります。よくある一方通行の授業ではなく、学生に積極的に参加してもらって双方向の授業を一緒に作っていきます。積極性はとても高く評価します。間違いからたくさん学べますから、間違える事を決して恥ずかしいと思ったり、恐れたりしないで下さい。外国語の習得は復習の積み重ねなくしてはあり得ないので、時々宿題を出す予定です。
履修条件 ドイツ語コミュニケーション1・2を続けて履修することが望ましいです。ドイツやドイツ語に対する興味とやる気があれば、学科に関係なく何年生でも大歓迎です。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業の前に予め教科書を開け、文章に目を通したり分からない単語を辞書で調べるなどして予習をしておくと、確かに授業で実際にその内容を扱う時によく理解できて、効果的に学習できるでしょう。けれども、予習よりももっとずっと大切なことは、毎回学習した内容や表現を何度も復習して、少しずつ少しずつ自分のものにして習得していくことです。そして、そうやって習得したことを積み重ねて行く内に語学センスがだんだんと身について行き、分からない言葉に出会っても、前後関係やコンテックスから想像できる力が養われていきます。この想像力が飛躍的に外国語の能力を伸ばすのです。新しい単語や難しそうな表現は授業ですべて説明しますので、授業中は集中してその説明を聞き、注意がそれないように、辞書を引かないで下さい。けれども、自宅で学習をしている時に少しでも疑問が生じれば、必ず辞書をまめに引いて、できるだけすぐに確認して、問題を解決して下さい。
授業計画
1 ガイダンス
2 ドイツの一般紹介・ドイツ語のアルファベットと発音練習
3 L.1 日常の挨拶。ドイツ語の歌を通して発音練習。ドイツの名前を学び発音を練習。自分の名前を伝え相手の名前を尋ねる。お元気ですか?-調子はどうかと相手と会話する     〔文法〕動詞の現在人称変化(heißen / sein)
4 L.1 人と挨拶ができる。出身地・居住地を尋ね、答えることができる。
  〔文法〕動詞の現在人称変化(規則動詞-1人称と2人称)
5 L.2 専攻や国、国籍を尋ねたり、伝えることができる。第3者や著名人を紹介することが出来る。  
〔文法〕動詞の現在人称変化(er, sie の3人称単数)
6 L.2 職業を尋ねたり、伝えることができる。第3者の事を話す。テキストを読んで答えられる。  〔文法〕人称代名詞。疑問詞のある疑問文とJa/Neinで答える疑問文。語順 + 動詞の現在人称変化(er, sie の3人称単数)
7 L.3 持ち物について説明できる。数を100まで数えられる。 
  〔文法〕名詞の性。定冠詞・不定冠詞・否定冠詞の1格。代名詞。名詞の複数形。数詞。
8 L.3 持ち物について説明できる。数を1,000まで数えられる。
  〔文法〕名詞の性。定冠詞・不定冠詞・否定冠詞の1格。代名詞。名詞の複数形。数詞。
9 L.4 数と名詞の複数形を使える。好きな食べ物や飲み物について語れる。  
  〔文法〕gern/ nicht gern/ lieber。動詞の現在人称変化(母音が変化する動詞-2人称、3人称)
10 L.4 数と名詞の複数形を使える。レストランで注文ができ、チップも含めて支払いができる。   
  〔文法〕不定冠詞・否定冠詞の4格。話法の助動詞。
11 L.5 家族が紹介できる。家族について話すことができる。
  〔文法〕所有冠詞と人称代名詞の1格・4格。不規則動詞の現在人称変化(haben)
12 L.5 家族が紹介できる。家族について話すことができる。
  〔文法〕所有冠詞と人称代名詞の1格・4格。不規則変化動詞の現在人称変化(haben)
13 L.6 自分の趣味や余暇活動について語ることができる。  
  〔文法〕不規則変化動詞の現在形。
14 L.6 自分の趣味や余暇活動について語ることができる。  
  〔文法〕不規則変化動詞の現在形。命令形。
15 筆記試験
その他
教科書 新倉真矢子他著 『 Genau ! neu (コミュニケーションのドイツ語 ノイ)』 第三書房 2015年 第初版
参考書 自分が一番使い易い独和・和独辞典。電子辞書は持ち運びが楽なので勧められます。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(60%)、授業参画度(10%)、授業に対する熱意と意欲、積極的な参加(20%)、コミュニケーション力(10%)
出席率は勉強意欲の表れと受け取って重視します。何かを尋ねたら、答えが間違っていても一向に構いませんから、臆せず、他人を気にせず自分の思うところを自由に積極的に発言してほしいです。
オフィスアワー (金) 16:20~17:00  講師室

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